【お手軽百名山登山】美ヶ原のおすすめハイキングコースでリフレッシュ!

20221001_utsukushigahara2 【日本三百名山】

こんにちは!

わったせいです。

本記事は『【お手軽百名山】ビーナスラインを気持ち良くドライブして美ヶ原へ!』の続編となります。

今回実際に歩いた美ヶ原ハイキングコースは以下の通りです。

往路:美ヶ原美術館前→牛伏山→山本小屋→美しの塔→王ヶ頭
*標準コースタイムは約1時間30分程度

復路:王ヶ頭→アルプス展望コース→山本小屋→美ヶ原美術館前
*標準コースタイムは約1時間40分程度

日本百名山15座目・美ヶ原(王ヶ頭) / わたるさんの王ヶ頭(美ヶ原)牛伏山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

合計およそ3時間のハイキングコースを写真でご紹介していきます。

それでは楽しんでください!

この日は近くの「蓼科山たてしなやま」という百名山にも登りましたので、コチラの記事もご覧頂けると嬉しいです♪
【日帰り百名山】蓼科の広い山頂から望む絶景は八ヶ岳の特等席でした



【写真で山歩き①】 朝焼けと牛伏山からの絶景に寒さを忘れる!?

スタートは美ヶ原美術館前の駐車場から!

まずはお手洗いを済ませます。

お手洗いは綺麗でした。

途中にもお手洗いはありますので、安心です♪

朝6:30頃なので未だ道の駅は開店しておりませんでしたが、不思議な絵が施された建物が気になります。

現代アート風の絵が描かれてました。

お手洗いを済ませて駐車場出口の方へ歩くと、脇道がありそこが「美ヶ原ハイキング口」となります。

大まかなコースタイムが書かれておりますので、事前に確認しておきましょう!

まずは「牛伏山」目指してGo!

ハイキング口の道に入ると早速、木道が登場します。

歩きやすくて助かります。

スタートから木道で整備された道を歩きます。

緩やかな坂を登っていく途中には彫像物もありました。

美術館あるあるな光景ですね

また、木道そばにはススキや名前の知らないお花が咲いていました。

ハイキングを開始してものの数分で、高原らしい優しい風景が眼前に広がっておりました。

ススキの群生
ここにも現代アートのモニュメントが
白くて可愛らしい花
綺麗な秋空とススキの原っぱ

この時、気温は10℃くらいだったでしょうか。

少し肌寒かったのですが、ちょうど日の出の時間にスタートし、段々と気温も上がってきて、空を見ても快晴の予感。

風もそれほど強く吹いていなかったので、早朝から気持ちの良い散歩気分で歩いていきます♪

そして後ろをふと振り返ると、今日初の八ヶ岳連峰が目の前に姿を現してくれました!

一番左の「蓼科山」から右へ連なっている連峰が八ヶ岳です

またしばらく木道の道をゆっくりと登っていきます。

少し傾斜上がりますが、それでも緩やかな坂なのでキツくありません!

「牛伏山」山頂手前の広いスペースからは、御嶽山や北アルプスの「槍ヶ岳」「穂高岳」も見えてきました!

御嶽山の形はいつ見てもカッコ良い!
槍さんもいつもながらとんがっていて素敵ですね!

あっという間に牛伏山山頂まで0.1km(100m)の所まで来ました。

牛伏山は10分ちょっとで到着

山頂の様子はこんな感じでした。

富士山が奥にうっすら映ってますが、さてどこでしょうか?
写真右側の、建物が色々建っている丘が本日目指す「王ヶ頭」ですね。
興味深い内容ですね

素晴らしい朝焼けの中、日本アルプスの主役たちを見ることができたので、すでに満足しておりましたが、日本百名山のピークを踏むため次なる目的地を目指して歩いていきます!

つづいては「山本小屋」を目指して牛さんたちと出会ってきます!笑



【写真で山歩き②】 山本小屋からの絶景と牧場での牛さんとの交流

牛伏山を下り、お次は山本小屋へ向かっていきます。

文字が潰れていて読めません。。。
ゆっくりと下っていきます

山本小屋に到着して以降は美ヶ原牧場が広がっておりますが、注意喚起の看板が設置されておりました!

Don’t touch cows! ですね

伝染病予防の為、近づいてきても牛さんには触らないでね!

とのことでした。

今度は、木道ではなく石造りの階段が整備されておりましたので、石段をずっと下っていきます。

滑らないように注意しながら下っていきます

石段をおよそ5分ほど下っていくと、美術館前とは別の駐車場に到着しました。
*「山本小屋ふる里館」という宿泊施設があります

すでにほぼ満車で、美ヶ原の人気ぶりが窺えました。

AM7:00前の時点で既に満車!

そして、八ヶ岳と富士山、南アルプスの眺望が素晴らしくて思わず息を飲みました。

ハンモックで横になりながら眺望を見る。

駐車場近くには、牛が伏せてくつろいでいる石像も置いてありました。

牛伏山のもう1つのピークなんでしょうか?笑

地図上の山頂から5分ほど下った所にあった牛の石像

宿泊施設「山本小屋ふる里館」を過ぎて少し歩いていくと、美ヶ原牧場の入り口に近づいてきます。

ここで、第1牧場牛を発見!!

食事中でした

そして広い砂利道が奥まで伸びておりました。

牧場への入り口です♪

また少し歩いていくと、今度はまた別の宿泊施設(?)の「王ヶ頭高原ホテル 山本小屋」が見えてきます。

ここにも「山本小屋」の名が付く施設が。

いよいよここから先は一般車両の通行はできませんので、マイカーで来られる方は「道の駅 美ヶ原美術館」あるいはこちらの「山本小屋」近くの駐車場に停めてのハイキングとなります。

ここから王ヶ頭まではおよそ2kmの距離です

舗装道路の両側には牧場が広がっており、なんとも平和で長閑な散歩道が続くのですが、朝から牛さんやポニーさんたちも元気で、人間に近寄ってきます笑

短足ポニーさん可愛い

人間慣れしている様子でしたが、決して触ってはいけません!

どんなに可愛くても至近距離で見る程度にとどめておきましょうね。

ずっと平坦な道を、牛さんや秀麗な山々を眺めながら歩く「贅沢な散歩」を楽しみました。

牧草地と八ヶ岳

もちろん、山と牛さんのコラボ写真も撮りました笑

富士山も綺麗に映ってます!

何かねだっているのか、1頭だけ柵に近づいている子も居ました。

顎を突き出している表情がなんとも・・・

かわええ

360°パノラマ展望と動植物の映え映えな景色を満喫しながら歩いていくと、何やら塔らしき建物に段々と近づいてきました。

こちらが、観光資料などの写真でよく見かける「美しの塔」ですね。

ハイキング開始からちょうど40分ほど経過したので、こちらで少し休憩を入れました。

「美しの塔」に到着して、小休憩を取ります

美しの塔からも日本アルプスの眺望がよく見えました。

続く・・・



【写真で山歩き③】 王ヶ頭に登頂!帰りはアルプス展望コースで

「美しの塔」でおやつタイムを取りながら、長閑な風景を楽しみました。

正面から見た「美しの塔」後ろには北アルプスの山々が広がっております

「美しの塔」の正面には文字が刻まれております。

誰かの詩か何かだと思います。確か著書「日本百名山」でも触れられていたかと思います。

尾崎喜八という方の詩らしいです

反対に「美しの塔」後ろからは八ヶ岳・富士山・南アルプスの山々が連なっております。

美しの塔が日除けになってくれているお陰で山がくっきり映っております

蓼科山(一番左)の山容を初めてよく見ましたが、美しの塔から見る蓼科山のそれは、頂上から下ろす稜線がアシンメトリーで、面白い形をしているなと感じました。

向かって左へ下りている線が平らにずっと伸びていて、変わった形をしていますね。

さて、小休憩を終え「王ヶ頭」を目指して歩きますが、少し前に見た時よりもだいぶ近くに見えてきたな、という印象です。

牛伏山付近から見た時よりだいぶ近づいております

引き続き、ずっと真っ直ぐに伸びている砂利道を歩き始めます。

道は広く、あまり人も居ないので、この景色をほぼ独り占めできてました!

「美しの塔」から同じような道を歩くことおよそ10分のところで、分岐にぶち当たります。

どちらに曲がっても、ピークの「王ヶ頭」には辿り着けますが、右側がショートカットルートです。
*左側は下山時に歩いた「アルプス展望コース(後述)」へと繋がります

右へ歩けば「王ヶ頭」まで近いです

右へ曲がった後も牛さんたちが元気に牧草を食べておりました。

分岐までずっと牛さんは左側にしかいなかったので、数の多さに少し驚きました笑

あっ!そこにも居たのか!!と。

よく見ると皆んな食事中・・・笑

分岐以降は曲がりくねった道を歩いていくので、景色の変化を楽しめます。

真正面が王ヶ頭方面

そしてしばらく見えていなかった槍・穂高さんも再びチラッと見えてきました。

景色の変化を楽しんでいるので、中々前に進めません・・・

街の様子も覗くことができて、見る者を飽きさせません!

これは松本市方面だろうか

そうこうしているうちに、いよいよラストスパートが見えてきました!

ずっと平坦で緩やかなカーブの道を歩いてきたので、少しギョッとしましたが、それでも歩きやすい舗装路なので安心です♪

もう目の前ですね!
頂上手前は大体どこも傾斜が急になりますよね・・・
あと少し・・・

ラストの坂を登ること数分、美ヶ原高原の頂上を踏むことができました!

そして、何やら大きな標識が見えてきました。

「美ヶ原高原」標識と電波塔

近づいて、標識単体を記念撮影。

到着!

ここで要注意。

こちらの標識は山頂標識でもなければ、王ヶ頭のピークでもありません!

YAMAPなどの地図をよく確かめてみると、この時点では「王ヶ頭」に登頂したことにはなっておりませんでした・・・

ピークはどこじゃ!?

と、探す途中に良い眺めが・・・。

富士山が真正面に!!

今日1の絶景ではないでしょうか?

また、後ろには立派でおしゃれな建物が!

こちらは「王ヶ頭ホテル」という宿泊施設らしいですね!

ここでも泊まることができるのか・・・

夜は満天の星空が見えそうです。

王冠のロゴが良いですね

ホテルの入り口はこんな感じです。

扉は開いておりましたが、中には入らず

また、ホテル入り口の右手にはカフェらしきお店がありましたので、そこで少し一休みしようと思ったのですが・・・

残念ながら営業時間外!(営業時間:9時30分〜)

この時まだ8時も回っていなかったので、今回は立ち寄りませんでした。

また今度リベンジしますっ!

さて気を取り直して、山頂標識を探そうとすると、カフェレストランのさらに右側に駐車スペースと砂利道が・・・

ホテル関係者の車が停まっておりました。

そのすぐそばにはしっかり案内標識もあり、山頂「王ヶ頭」まではあと0.1km(100m)と!

ひっそりと案内標識が

標識の方向は王ヶ頭ホテルの裏側を指しており、そちらへ進んでいくと広場へ出ました。

先ほど見た市街地と御嶽・北アルプスの山々が!

そしてこの瞬間が訪れます!

王ヶ頭(2,034m)登頂!

山頂に到着です。

美ヶ原美術館前のハイキング口をスタートして、およそ1時間30分で登頂です。

これから早速下山ですが、往路を戻るのは少々勿体無いと思ったので、アルプス展望コースでいろいろな山を眺めながら来た道とは違う道を散策しようと決めておりました。

それでは、下山開始です!



【写真で山歩き④】 アルプス展望コースは少し難所ありだけど、景色は○

今回、下山時に使った「アルプス展望コース」は行きの時のような広くて安全な舗装路とは反対に、道幅も狭くガレ場となっておりますので、要注意です。

それでも、途中には王ヶ頭や日本アルプスの山々を近くで見ることができますので、おすすめのコースです!

くれぐれも、目の前の景色に目を奪われて足を滑らせたりしないように気をつけて下さいね!

それでは、アルプス展望コースへの入り口から。

案内標識ありますのでお見逃しなく!

「王ヶ頭」の山頂標識からホテル方面に引き返そうとするとすぐに分岐があります。

そこに「アルプス展望コース」と書かれた標識がありますので、標識通りの方向(上の写真では右方向)へ歩きます。

さらに分岐が出て、今度は左折!

少し下っていくと、さらに分岐が出現します。

こちらにも案内標識があるので、よく確認しましょう。

上の写真では左方向へ進めばOKです。

道幅も狭く、痩せ尾根の為歩行は注意

目の前の八ヶ岳・富士山の絶景に注目しがちですが、痩せ尾根となっており道幅は狭いので、歩行やすれ違いの際は十分注意しましょう!

しばらくこのような道が続きます

しばらく同じようなトラバース気味の道が続いていきます。

ガレ場にもなっておりますので、浮石で滑ったりしないよう要注意です!

ほんの少しアップダウンあり

途中、ほんの少しだけアップダウンやガレ場が現れたり消えたりと変化もあります。

少し坂を上がっていくと眺めの良い場所へ出ることもあります。
*眺望が綺麗なスポットは途中2-3ヶ所くらいありました

少し怖いですが、岩崖からの眺めも良いです♪

突き出ている岩まで進み、大自然の眺めを見ながら下山していきます!

眺め最高♪
もう1枚

また、美ヶ原がほとんど平らで広大であることも分かりました。

カメラには収まりきらないですね・・・笑

ほとんど傾斜は無いですね。まさに「高原」です

なだらかで優しい稜線に魅せられながら、山頂からどんどん離れていきます。

下山開始から40分くらい歩いたところで久しぶりに標識が出てきました。

おそらく、アルプス展望コースはここで終了。

途中、何名かとすれ違いましたが、良い眺めをほとんどの時間独り占めできました♪

賑わっている場所も良いけど、静かなひとときを過ごせるコースも最高です。

「塩くれ場」の方向へ進んでいきます

以降、分岐が何度か出てきて少し戸惑うかもしれませんが、落ち着いて地図やYAMAPのGPSを確認すれば道迷いすることは無いかと思います。

そして今度は八ヶ岳方向に近づいてきましたね。

蓼科山がさっきより大きく見えてきました!

やっぱり稜線が独特!な蓼科

ここら辺から道幅も広くなってきて、両側が草原という安全なコースになってきますので、安心です。

標識でも「美しの塔」がもう少しだと分かります。

ここらで道幅も広くなっています。

「美しの塔」までの道中にはお手洗い(無料)もあります。

なんと、男子トイレ・女子トイレの標識が牛さんでユニークです笑

右側が男子トイレ、左側が女子トイレです(オス牛は角が、メス牛はリボンしてます笑)

お手洗いを済ませ「美しの塔」方面へ歩くと数分で、牛さんたちと再会しました〜

王ヶ頭への行きの時にあった分岐に到着です。

行きの時は一頭もいなかったのに・・・笑

分岐には広い休憩スペースがあるので、こちらでおやつタイムを取りました。

そこには水場というか水道の蛇口がありましたが、捻っても水は出てきませんでした・・・

休憩用ベンチからは富士山や浅間山も見れて、今日は一体何座綺麗に見れたのだろうか?

大満足です♪

広々とした休憩スペース。この時間(9時近く)もあまり人は居ませんでした。
おそらく浅間山。これまた特徴的な形

5分ほど休憩したのち、美しの塔・山本小屋方面へ戻っていきます。

あっという間の山行でしたが、最後に牛さんと八ヶ岳の写真をもう1枚。

名残惜しい。

もう少し長居したかったのですが、この後別の予定が入っているので、歩きながらも美しい風景を目に焼き付けようとしました。

奥の牛伏山方面まで続く舗装路を歩いていきます



【さいごに】 今度は王ヶ頭カフェでゆったりと😌

いかがだったでしょうか?

無事に帰還!

これ以上ないくらいの天気と眺望で癒されまくったのですが、もう少しゆっくりと過ごしていきたかったなぁと感じた山行でした。

実はこの後また別の山に登る予定があった為、早めに切り上げました。

今年登山活動をスタートさせて初めてのハシゴ旅でしたが、計画次第では百名山を1日に2座回ることもできちゃいますので、皆様もぜひ試してみてはどうでしょうか!

行く順番を蓼科山→美ヶ原にすれば、もっとゆったりとできたかもしれませんが、それだと自宅から遠ざかってしまうので、逆にしました・・・

今度来る時は、山頂のカフェでゆったりとくつろぎたいなと思います!

近日、蓼科山のレポも投稿しますので、お楽しみに〜

最後までありがとうございました。



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