【お手軽百名山登山】ビーナスラインを気持ち良くドライブして美ヶ原へ!

20221001_utsukushigahara 【日本三百名山】

みなさんこんにちは!

わったせいです。

本記事では、日本百名山の15座目として訪れた、長野県にある「美ヶ原(うつくしがはら)」についてレポートしていきます!

「美ヶ原」は山というよりかは高原です。

今回のレポは2022年10月1日時点のものですので、最新の情報についてはホームページ等のWebサイトや、登山に関するSNS(YAMAP等)でご確認頂けますと幸いです。

・日本百名山に興味を持ち出したけど、どこから挑戦すればよいの?

・登山にはあまり興味ないけど、車やバイクで走っていて楽しいツーリングコースを知りたい!

動物と遭遇できて、景色も綺麗な場所に行ってみたい!

美ヶ原は、そんな方にぜひ行ってもらいたい場所の1つですので、最後までご覧頂けると嬉しいです。

次の週末の行き先は「美ヶ原」で決まり!

それでは宜しくお願いします。

今回は前編・後編で分かれておりますので、実際のハイキングコースについてはコチラの記事で楽しめます♪

続編『【お手軽百名山】美ヶ原のおすすめハイキングコースでリフレッシュ!



【初心者向き!】「美ヶ原」ってどんなところ?

まず、今回ご紹介する「美ヶ原」についてですが、こちらはガッツリ「登山」!というよりかは気軽に「ハイキング」したい方に最適な場所です。

文字通り「美しく」広大な草原をゆっくりと歩き、最後は少し急な坂道をちょびっと登れば頂上に着く、という百名山の中でも体力面で非常にハードルの低いところが魅力ポイントです。

加えて、天気が良ければ近くの八ヶ岳連峰をはじめ、富士山南アルプス御嶽山、さらには北アルプスも一望できる「日本アルプスの特等席」としてお薦めしたい山(高原)です!
*近くの山に関する記事はコチラ↓
【日帰り百名山】蓼科の広い山頂から望む絶景は八ヶ岳の特等席でした

登山口までのアクセスは車やバイクでも行けますし、途中「ビーナスライン」でのドライブは最高です。

早朝の日の出時間近くに走るビーナスライン。

登り切ったカーブの先に八ヶ岳などの開けた眺望が一瞬だけ見えるのですが、これがドライブ好きの僕には堪りません!

最高の目覚ましです笑

さらにこの日は道中、鹿の親子(母鹿と子鹿)を見かけました!
(すぐに逃げられてしまい、カメラには収められず・・・)

標高約2,000m地点の場所での車やバイクの運転は最高ですね♪

つづいては、美ヶ原高原登山口までのアクセスについてです。

【公共交通機関でもアクセス可?】ドライブ好きなら是非車で!

僕が登山を始めてからは、大体6:4くらいの割合で電車やバスなどの公共交通機関を使って登山口まで行っております。

美ヶ原の登山口へも、電車とバスを使ってのアクセスが可能です。

代表的な登山口としては、美術館が隣接している「道の駅 美ヶ原」と、町営駐車場で近くに「山本小屋」と呼ばれる山小屋(宿泊施設)のある「美ヶ原長和町営駐車場」があります。
*こちら2つの駐車場は車で数分の距離ですので、どちらに停めても○

あとは、美ヶ原の山頂ポイントである「王ヶ頭(標高: 2,034m) 」まで最短ルートで行くことのできる登山口としては「美ヶ原自然保護センター」があります。

①「道の駅 美ヶ原(美ヶ原美術館)」と②「美ヶ原自然保護センター」登山口までのアクセスについてご紹介していきます!

①道の駅 美ヶ原(美ヶ原美術館)

〈公共交通機関でのアクセス方法〉
JR中央本線「松本駅」下車→アルピコ交通バス「美ヶ原高原美術館線」乗車→終点「美ヶ原美術館」で下車

松本駅からの所要時間はおよそ1時間30分、運賃は片道で¥2,500です。
※途中、もう1つの登山口がある「山本小屋」にも停車します。

松本駅から美術館までの直通バスは夏季のみの運行となりますので、最新の運行情報は「アルピコ交通株式会社」のHPをご確認ください。

今回は10月ということでバスも運行していなかった為、カーシェアを使い深夜からドライブして「道の駅 美ヶ原」まで行きました!

AM6:00頃でも半分近く埋まっておりました。

道の駅 美ヶ原では・・・

・周辺にお手洗い(綺麗)やショップ美術館あり

・駐車場代は無料

ビーナスライン終点なので、絶景ドライブを楽しめる

現代アートのモニュメントが点在しており、アート好きにはグッド!

ということもあり、大勢の利用客が訪れます。

特に駐車場からの朝焼けは最高でした。

駐車場から見る朝焼け

もうひとつの登山口は少し離れた場所にありますが、美ヶ原最高地点「王ヶ頭」まで最短ルートで行けるのがメリットです!

②美ヶ原自然保護センター

〈公共交通機関でのアクセス方法〉
JR中央本線「松本駅」下車→西口(アルプス口)美ヶ原自然保護センター」行の直通バス乗車→終点下車

松本駅からの所要時間は、およそ1時間15分で、運賃は片道¥1,000です。
1日2往復予約は不要、運賃は現金「のみ」となります。

こちらの直通バスも、夏季のみ運行となりますので、ご注意ください。
*2022年の運行情報はこちら

美ヶ原自然保護センターは・・・

・山頂の「王ヶ頭」までは歩いて約30分のところなので最短でピークハント可!

・周辺にお手洗い売店あり

・駐車場代は無料

とのことです。

加えて、松本駅から①の美ヶ原美術館や山本小屋までの所要時間と比較して近いですし、バス代も安く抑えられます。

ふらっとハイキングするだけ・・・の方には便利ではないでしょうか。

ただ、バスは1日に2往復しかないのが難点ですね。

行きは自然保護センターから「王ヶ頭」を踏破、帰りは美ヶ原牧場をゆったり歩きながら山本小屋からバス、なんてルートでも良いかもしれません。

以上、メインの登山口(ハイキングコース口)の紹介でした。

ちなみに、美ヶ原高原の登山口は標高が2,000m近い高原夏は涼しく冬は寒く、春秋でも朝晩は冷える為、防寒対策には注意しコートやダウンを1枚持っていくと良いでしょう。

それでは、次項より実際のハイキングコースについてご紹介致します!



【日本アルプスの特等席】 美ヶ原周辺のハイキングコースをご紹介!

今回僕が実際に歩いたコースは以下の通りです。

日本百名山15座目・美ヶ原(王ヶ頭) / わたるさんの王ヶ頭(美ヶ原)牛伏山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

ルート概略は・・・

往路:美ヶ原美術館前→牛伏山→山本小屋→美しの塔→王ヶ頭
*標準コースタイムは約1時間30分程度

復路:王ヶ頭→アルプス展望コース→山本小屋→美ヶ原美術館前
*標準コースタイムは約1時間40分程度

休憩なしで、3時間くらいで回るコースでした。

コース詳細については・・・

「王ヶ頭」までの行きは、美ヶ原美術館前の「美ヶ原ハイキング道入り口」を出発し、まず最初のピーク「牛伏山(標高:1,990m)」を踏みました。

その後、山本小屋を過ぎると「美ヶ原牧場」が広がっており、牛を眺めながらゆっくりとハイキングを楽しみました。

牧場の途中には「美しの塔」と呼ばれる建造物があり、そこで休憩し、八ヶ岳連峰や富士山、そして南北アルプスを見物しました。

その後に出てくる分岐を右に曲がってしばらく歩き、頂上手前にある緩い坂を登れば「王ヶ頭ホテル」と広場に到着します。

さらにその奥には「王ヶ頭(標高:2,034m)」の山頂標識があるので、そこがゴールです。

帰りは往路を戻るのではなく、痩せ尾根ガレ場に注意しながら「アルプス展望コース」と呼ばれるルートを歩いて、美しの塔近くの分岐を目指していきました。

復路のコースでは人の数もそこまで多くないので、日本アルプスの眺望を独り占めできます。

特に、牧場から王ヶ頭までのコースはほとんどずっと平坦で、山頂ホテルまでほんの少し手前の坂を頑張れば登頂できてしまう、お手軽百名山です!



【まとめ】 夏季はアクセス良好、春秋はドライブで!

いかがでしたでしょうか?

登山初心者にとって、難易度も高くないし天気が良ければ代表的な山を沢山見ることができる贅沢な場所です!

しかも百名山!!

車の免許を持ってない方でも、夏季期間(6-8月)であれば松本駅から直通バスも出ておりますので、アクセスも良好です。

ドライブ好きの方なら、山々の景色と朝焼けや夕焼けを見ながら走るビーナスラインは最高でしょう。

今回は「美ヶ原」の概要と登山口までのアクセス・ハイキングコースの概要について触れました。

実際のハイキングの様子については別の記事でも紹介しておりますので、ぜひご参考にしていただければ嬉しいです!

続編『【お手軽百名山】美ヶ原のおすすめハイキングコースでリフレッシュ!

さて次回は、じっくりと美ヶ原の散策を写真で見ていきましょう!

お楽しみに〜



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