みなさん、こんにちは!
わったせいです。
今回の記事は、2022年11月3日(木)に訪れた、栃木県は日光にある「男体山(なんたいさん)」のレポートとなります。
紅葉は見頃を迎え、祝日ということもあり観光客でいっぱいでしたが、登山自体はゆっくりと楽しめたので、充実した山行となりました。
本記事では・・・
・登山にようやく慣れてきたので、少しレベルの高い山に挑戦したい!
・紅葉に囲まれながらの登山で秋を感じたい!
・公共交通機関を使って日帰りで行ける山に行きたい!
・登山とセットでその土地の美味しいものを食べたい!
そのような方におすすめの山行レポとなっていると思いますので、最後までご覧頂けると嬉しいです。
*前編は「登山概要」について、後編は「山登りレポと下山後グルメ紹介」の2本立てでいきます!
後編記事『【日帰り百名山】日光男体山に登って、下山後は栃木名物を食べました』
紅葉が終わってしまう前に、日光の男体山を登っちゃいましょう!
それではよろしくお願いします。
【はじめに】 日光にある「男体山」ってどんな山?注意点は?
まず、皆さんの中で「日光」と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?
・煌びやかな「日光東照宮」
・カーブがキツくて運転が怖い「いろは坂」
・紅葉が有名
…と、上の3つがすぐに思い浮かぶかと思いますが、日光には「いろは坂」を登った先には温泉街があり、紅葉のシーズンになると多くの観光客で賑わいます。
その温泉街は「中禅寺(ちゅうぜんじ)温泉」と呼ばれるエリアで、近くには「中禅寺湖」と呼ばれる湖と「二荒山(ふたらやま)神社」という神社があります。
この中禅寺湖と二荒山神社が麓となっている山というのが、今回ご紹介する「男体山」なのです!
男体山は富士山みたいなお椀型をしており、遠くから見ると美しい山容をしております。
*その形から、別名「日光富士」とも呼ばれるようです
また、男体山は「日本百名山」の1座として数えられている名山でもあります。
なお、標高は2,486mと、そこそこ高い山です。

男体山に登る上で注意しておきたいこととしては、大きく3つあります。
①登拝料(≒入山料)が必要となる
*男体山は二荒山神社の境内地に含まれる神聖なお山です。¥1,000/人の登拝料がかかります(中学生以下は無料)。
②入山可能時期の制限がある
*男体山への登山は、毎年4月25日〜11月11日の期間のみ登山可能です。
また、登山受付時間はAM6:00〜正午までですので要注意
③男体山にはお手洗いや水場が無い
*必ず、登山開始前には近くのお手洗い(神社内に有)を済ませ、水は各自で持参(1.0-1.5ℓが目安)しましょう。
あとは、基本的な装備をしていれば問題なく登ることができる山だと思います。
以上、男体山登山の注意点でした。
つづいて、登山口までのアクセスについてご紹介します!
【登山口までのアクセス】 日光駅から東武バスで二荒山神社へ!
「男体山」は前述の通り「二荒山神社」の境内ですので、登山口は神社となります。
「二荒山神社」までのアクセスは自家用車のほか、公共交通機関でのアクセスが可能です。
まずは電車で「東武日光駅」か、JR「日光駅」まで行きます。
上記2つの駅どちらかより「湯元温泉」行きバス(東武バス・Y系統)に乗車し、いろは坂を超えたあと「二荒山神社中宮祠」というバス停で下車すれば、登山口に到着です。
日光駅からバス停までの所要時間は、およそ1時間(56分)で運賃は¥1,400です。
*Suica/PASMOといったICカード利用可です

バスでアクセスする場合の注意点としては、紅葉シーズンは平日土日の曜日問わず大混雑するので、バスの遅延が予想されることです。
*実際、行きも帰りもおよそ15-20分くらい遅れましたが、いろは坂の紅葉は見事でした・・・
行きと帰りのバス本数については事前に確認の上、余裕を持った登山計画を立てましょう。
*東武バスのHPで、路線バス時刻表を検索できます。
男体山の場合、往復時間は大体6時間〜7時間見ておけば良いかと思います。
お次はルートのご紹介となります!
【男体山ピストンコース】 山頂までずっと直登!〇合目からの岩場に注意?
続いては「男体山」頂上までのルートについてご紹介します。
「男体山」登山は、1つのコースしかありません。
従って、麓から山頂までの往復(ピストンコース)が前提となりますので、周回ルートや縦走と比べて帰りは道迷いなどの心配はあまり無く、気持ち的にも楽ですね♪
神社をスタートしてから山頂までのコースは以下の通りです。
*登りは、休憩なしでおよそ3時間程度です
神社→1合目(およそ10分):石段と木段が続きます
1合目→2合目→3合目(およそ30分):急な傾斜の樹林帯が続きます
3合目→4合目(およそ20分):緩やかな舗装道路を登っていきます
*一番楽な箇所ですが、工事車両に注意
4合目→5合目→6合目(およそ40分):クマザサが生い茂る箇所があり大きな岩も出てきます
*道幅が狭い箇所もあるのですれ違い注意
6合目→7合目(およそ20分):ガレ場が登場します
*段々と大きい岩が出現して、キツくなってきます
7合目→8合目(およそ20分):岩場の登りが続きます
*落石注意、個人的に一番キツいエリアでした。。。
8合目→9合目(およそ20分):岩場から解放となりますが、急登が続きます・・・
*森林限界に近づいてきます
9合目→山頂(およそ20分):森林限界エリアに変わり、山頂まであと少しです!
*赤土で滑りやすいので注意

頂上までは基本的にずっと直登で、ほとんどの時間は樹林帯にいるようなコースの為、同じような景観に飽きて途中疲れるかもしれません。
それでも後ろを振り返れば、中禅寺湖を見下ろせたり、7合目以降では天気が良ければ富士山を遠くに望むこともできます!
また、この山ではアップダウンは無いので、岩場だけ滑らないよう注意していれば下山時はスイスイと行けるかと思います。
登りに3時間、山頂で30分〜1時間休憩して下山で2時間30分、と考えれば合計6-7時間で行けると思います。
前編はここまで!
後編記事からはいよいよ、山登りの様子をレポートしていきます!
後編記事『【日帰り百名山】日光男体山に登って、下山後は栃木名物を食べました』
お楽しみに〜