皆さん、こんにちは。
わったせいです!
今回は、日本百名山の1座として数えられている「金峰山」についてご紹介していきたいと思います!
本記事では、金峰山に登頂した2022年10月29日(土)時点のレポート内容の一部で・・・
・日本百名山の完登を目指している方
・1泊2日の登山に挑戦してみたい方
・登山とグルメと温泉を楽しんで贅沢な1日を過ごしたい方
に向けて書きました。
本記事を読めば、金峰山への登山と周辺施設の魅力を感じてもらえること間違いなし!
それではよろしくお願いします。
*金峰山登山のレポート詳細については、別の記事でも書いておりますのでぜひ見てください!!
山行記事①:【日帰り百名山】瑞牆山荘ルートで晩秋の金峰山に登山してきました
山行記事②:【金峰山登頂】岩稜尾根歩きと金峯山小屋スイーツを堪能し下山開始
【はじめに】 金峰山ってどんな山?絶景ポイントの宝庫!!
まずはじめに、金峰山の概要からいきましょう!
山名については「金峰山」と書いて「きんぷさん」または「きんぽうさん」と読みます。
読み方が2通りある理由は「金峰山」が山梨県と長野県の県境に位置していることが関係しております。
「きんぷさん」は山梨県側の呼称で、「きんぽうさん」は長野県側の呼称なのです!
山頂の標高は2,599mと比較的高いお山で、山頂には「五丈岩(石)」と呼ばれる、大きな岩の塊がどっしりと聳え立っております。
その「五丈岩」がコチラです!
いかがですか?
迫力満点でしょう!!
また、このお山は「日本百名山」に選ばれていることでも有名です。
恐らく、この独特な「五丈岩」の個性と、古くから信仰登山の対象として尊崇されている歴史という観点から、「日本百名山」に選出されたのではないかと思います!
さらに、絶景ポイントとしてもう1つ!
金峰山山頂までの途中にある岩稜尾根から望む、雲海に浮かぶ富士山の雄姿にも圧倒されてしまいます。。
このように、景色だけでも十分に楽しめるお山ですので、まだ行かれたことのない方には本当におすすめですよ!
お次は、百名山の完登を目指す「百名山ハンター」の方にとって効率的で嬉しい「一度で2座」百名山を踏める過ごし方についてご紹介していきますね。
【お隣も百名山!?】 テント泊すれば一度で複数の百名山に登れます!
今回ご紹介の「金峰山」ですが、実はそのお隣にも日本百名山があるのをご存知でしょうか?
そのお山は「瑞牆山(みずがきやま)」です!
初見では絶対に読めない&書けない百名山No.1ですね笑
「瑞牆山」山頂の標高は2,230mと、金峰山より少し低いのですが、その山容から「ロッククライミングの聖地」の1つとして有名です。
その山容がコチラです!
岩のゴツゴツと木々の緑のバランスが良く、何ともカッコ美しい山容でしょう!
何枚写真を撮っても飽きないくらい圧倒的な景色で、僕のお気に入りの1つです。
この景色を眺められる場所から10-15分くらい登ったところには、山小屋があります。
この山小屋こそが、百名山2座を踏破するためのベースキャンプとなる「富士見平小屋」という山小屋です!
勿論、こちらの山小屋に泊まることも可能ですが、営業期間が限られておりますので、予約の際は事前に富士見平小屋HP等で確認しておきましょう!
*富士見平小屋の営業期間:4月1日〜11月23日
こちらの山小屋にはテント宿泊者用のスペース(テン場)もありますが、事前予約は不要で通年営業とのことですので、テントをお持ちの方はテント泊登山もアリでしょう!
テントでの宿泊の場合は、宿泊料は¥1,000(トイレ使用料込み)となります。
テントの設営等宿泊の準備を終えたら、1日目は「瑞牆山」、翌日は「金峰山」といったように一度に2座の百名山を周ることができます。
小屋の前には、分かりやすい案内図もありますので確認しておきましょう!
瑞牆山と金峰山のまだどちらも登ったことのない百名山ハンターの方や、テント泊初心者の方にとっては良い場所ではないでしょうか?
余談ですが、こちらの山小屋は「グランピング」テント泊の営業もやっているようですので、
テントは持っていないけど、仲間内で楽しく登山をしたい!
という方にとってはおすすめですよ!
*グランピングテント泊は7月1日〜10月31日の期間のみ営業とのことです。
最後に・・・
金峰山登山を日帰りで行って、美味しいものを食べて温泉にも浸かりたい!
という方の為に、日帰り推奨ルートと登山口、お立ち寄りスポットのご案内をします!
ぜひ最後までご覧ください!
【日帰り推奨ルート】 車で行ける日本最高所の「大弛峠」から!
それでは最後に「日帰り推奨ルート」と、下山後のおすすめ「お立ち寄りスポット」についてご紹介します!
まずは「日帰り推奨ルート」について、登山口情報からです。
標高の高い「金峰山」ですが、実は往復でおよそ4時間ちょっとの短時間登山ができるコースがあるのです!
*休憩時間は除く
登り(行き):およそ2時間10分(大弛峠〜金峰山)
下り(帰り):およそ2時間ちょうど(金峰山〜大弛峠)
すでに上に書かれております通り、登山口は「大弛峠(おおだるみとうげ)」の駐車場となります。
登山口の時点で標高が2,365mと、かなり高い場所ですが、大弛峠は「車で行ける日本最高所」として有名です。
駐車場代は無料でトイレも近くにあるようですが、駐車スペースが若干小さく(普通車30台駐車可能)、百名山に短時間で行ける手軽さから、土日はすぐに満車となってしまうことも。。。
早めの到着を目指すか、免許が無いor車の運転に自信の無い方は塩山駅からタクシー/バス(およそ80分)で行くことも検討してみてはどうでしょうか?
塩山駅の周辺と言えば、別の日本百名山「大菩薩嶺(標高:2,057m)」もありますので、行かれたことのない百名山ハンターの方はコチラも是非見てみてください!
初級者向けのお山ですが、良いお山ですよ〜
【お手軽百名山】アクセス◎東京から日帰りできる人気の大菩薩嶺へ!
また、大弛峠からの登山を検討される場合の注意点としましては、冬季期間の閉鎖等のマイカー規制が出されることもありますので、事前に要チェックです!
いずれにしても、大弛峠からの登山は金峰山山頂との標高差がおよそ250m(2,599m – 2,365m)程度の為、登山初級者の方にもおすすめのコースです!
今回の山行は別ルートから(瑞牆山荘スタート)でしたので、以降チャレンジした際にはまた別のブログ記事でご紹介しようと思います。
つづいては、登山後のお立ち寄りスポットについてです!
【さいごに】登山後は温泉で整いましょう!立ち寄り入浴施設「増富の湯」
さて、金峰山登山でしっかりと絶景を楽しんだ後は、日帰り入浴施設でゆっくりと寛ぎましょう♪
登山後の〆はやっぱり温泉ですよね!
周辺のお立ち寄り入浴施設は「増富(ますとみ)の湯」をご紹介します。
「大弛峠」登山口からは距離がありますが、もう1つの登山口「瑞牆山荘」駐車場からは車でおよそ20分で行くことができます!
また、「瑞牆山荘」前には、何と「増富の湯」入浴料の割引券が置いてありますので、お見逃しなく!!
通常、大人1名¥830のところ、割引券を使えば¥800で入浴することができます♪
受付を済ませ、登山の疲れを癒しに早速浴槽へ入ります!
しかし、実は「増富の湯」の浴場、普通の温泉施設のそれとは一味違うのです。
お湯が濁り湯(黄色っぽい)であることの他に、浴槽毎でお湯の温度が異なっており、温い温度から少し熱めの温度まで、約3-4種類の浴槽があるのです!
お湯の使い分け、というか管理がうまく出来ており、僕は35℃のお湯に長時間浸かった後に、一番温度の高い37℃の浴槽に浸かりました。
入る浴槽の順番や浸かる時間などの最適解は分かりませんが、各浴槽の前にはそれぞれの効能が書かれておりました。
例えば、37℃のお湯は「人間の体温に近い為、免疫力向上に良い」といったことが書かれてました。
でも個人的には、35℃の浴槽が一番好きでした。
というのは、入った最初こそ「ぬるっ!!」と思いましたが、長い時間浸かれば浸かるほど身体の芯から温まるような感じがしたので、個人的には35℃の浴槽がおすすめです!
残り2つの浴槽(25℃、30℃)は流石にこの時期には冷たくて、全身浸かることは出来ませんでしたが、夏の暑い日には良さそうですね。
温泉で整った後は、美味しい食事に舌鼓を打つ!
ということで、併設している食事処には山梨名物の「ほうとう」がありますよー
食事処の隣にはお座敷の「休憩スペース」もあるので、そこでゆっくりお昼寝ができますよ。
ぜひ、瑞牆山か金峰山登山後の休憩にお立ち寄りください!
いかがでしたでしょうか?
今回は日本百名山の1座「金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)」について、お山の「絶景写真」とおすすめの「過ごし方やコース」、そして登山後の「お立ち寄りスポット」についてご紹介していきました!
本記事を見て、
・登山を始めたばかりだけど、これから登ってみたい!
・一度登ったことはあるけど、まだ立ち寄っていない場所があるからまた行ってみようかな
という感想を持ってもらえたら嬉しいです!
金峰山登山の実際の山歩きについては、下記の記事で公開しております!!
【日帰り百名山】瑞牆山荘ルートで晩秋の金峰山に登山してきました😊
それでは、最後までありがとうございました🙇♂️