【神奈川県・大山】雰囲気が素敵な山カフェ−ヤビツ峠レストハウス−

yama_cafe2_oyama 【温泉・グルメ】

皆さん、こんにちは!

わったせいです。

今回は「おしゃれ山カフェ3選」の続きとして、2軒目について紹介していきますので、よろしくお願いします!

【おしゃれ山カフェ②】  ヤビツ峠レストハウス (神奈川県/大山)

おしゃれ山カフェの2軒目は、神奈川県のヤビツ峠にあります、「ヤビツ峠レストハウス」というカフェレストランです!

今年(2022年)の4月初めに、大山(おおやま)へ登りに行ったときに訪れました。

この時は、大山の山頂からヤビツ峠へ下山した時に立ち寄りましたが、ヤビツ峠レストハウスまでのアクセスは、車やバスで直接行くこともできます。

ちなみにヤビツ峠の「ヤビツ」とは、「矢櫃(やびつ)」、という矢を入れておく箱のことで、近年、道路整備の工事をしている時に見つかったことから、「矢櫃峠」→「ヤビツ峠」と名付けられたようです。

戦国時代の昔、そこらで戦をしていたということから、心霊スポットとしても有名だそうです。夜遅くに立ち寄らなければ大丈夫かと思いますが、以上、ヤビツ峠にまつわる簡単なエピソードでした。

それでは、実際に行った時のお話をしていきます。



4月でも残雪の大山

4月上旬の大山(標高:1,252m)は、山頂付近だと残雪が見られ、登山を始めてから数ヶ月足らずの僕にとっては驚きでした。

さらに驚いたのは、最寄りの秦野駅から大山山頂までの登山口の一つ、「蓑毛(みのげ)」バス停まで行く道中のこと。

登山客と運転手さんの間で、前日の夜にヤビツ峠界隈で大雪が降った、という会話が耳に入ったことでした。

その日の朝は晴天に恵まれておりましたが、これを聞いて、登山開始前から少しビビっておりました。。

念の為、リュックにはチェーンスパイクを忍ばせてはおりましたが、4月といえば流石に春だし、その時期の南関東はもうだいぶ暖かくなっているから「いくら山でも雪は残っていないだろう」と思っていたのです。

実際、登山口から登り始めてから1,000m付近までの樹林帯では、全く雪は見かけませんでした。

しかし、「段々と寒くなってきたな」と山頂手前で感じ始めたその時、登山道の傍に、なんと前日降った(?)雪が積もっている景色を見ることになるのでした。

春の低山登山でまさか雪を見ることになるとは…

春の残雪を見た時は、少し新鮮な気分で見ることが出来、心配になる程積もってもいなかったので、テンションは上がっておりました。

しかし、天気は良いのに富士山は霞んでて見えないし、山頂付近では雪が溶け出して、道がドロドロにぬかるんでいたので、靴とズボンは汚れるしで、結果的に少しテンションが下がっておりました。。



下山中に見た富士山の景色

「お腹も空いてきたし、早く下山しよう」と思いヤビツ峠を目指すと、山頂から少し下りたところで、数人の団体ハイカーさんが立ち止まって同じ方向を見ておりました。

「一体何を見ているんだろ」と思いながらも、僕も同じ方向を見るとそこには…

富士山と丹沢の山々が、綺麗に並んでいたのでした。

もう、しばらくそこに立ちすくんで景色を眺めていましたね。

冬から早春にやる登山の魅力といえば、晴れの日は空が澄んでいるので、景色がくっきりと綺麗に見えることですね。

しかも夏みたいに蒸し暑くないので、立ち止まっていると涼しい。

この時の写真を見返して、早くも冬の低山歩きが楽しみになってきました笑

「富士山の絶景をもう少し堪能したい」

名残惜しい気持ちを持ちながらも、さすがに空腹には勝てず、お昼ご飯を食べられる場所へ足早に向かいました。

ヤビツ峠のオアシスに到着

大山の山頂からは、2時間もしないうちにヤビツ峠へ到着しました。最初に来た蓑毛の登山口まではあと一息(1〜1.5時間)のところで、何やら綺麗な建物が…

何だか新そうな建物。。

建物の正面の方へ回ってみると…

何とも雰囲気の良い山小屋チックなところ!

「ヤビツ峠レストハウス」

そう、今回紹介するカフェレストランです。(ビールのノボリがそそりますね!)

早速、中へ入ってみるとそこには、薪ストーブが!

朝晩はまだ冷え込むので、薪ストーブで暖を取るのは最高かも!

最近できたお店なのかは分かりませんが、とても綺麗でおしゃれなところでした。



クロモジ茶の独特の味と贅沢カレー

お腹が空いていたので、受付に掲示されていたメニューを見ると、

 「丹沢ロイヤルカレー」¥1,200

 「名物クロモジ茶」¥500

「??クロモジ茶ってなんだ!?名物と言うからにはきっと美味しいんだろうな!」

特に何も考えずに感じるがまま、この2つを注文することに!

すると、受付のお姉さんが、

 「クロモジ茶はちょうど今がフレッシュで美味しいんですよ!是非味わって下さい!!」

 「何だかすごいハードル上げてきたなー(心の声)」

と思いながら会計を済ませ、席で料理を待っていると、まずはその名物とやらのクロモジ茶が出てきました!

カレーを待つ間に飲んでみようと、まずは色と香りをチェック!

 「なんか、色は黄緑っぽくて爽やかな感じ。うん、香りも柑橘系でさっぱりしていそう」

そして、ひとくち恐る恐る飲んでみると、

 「うわっ!なにこの今までに飲んだことがない独特な感じ!

味はとにかく甘酸っぱくて、香りが口の中にしばらく残るかと思いきや、スーッとたちまち消えていく感じ。。

 「なんか、また飲みたくなってくる!

繰り返しになりますが、本当に今まで飲んだことのないタイプの独特な香りと味で、何とも形容しがたい、、そんな変わった、面白いお味でした。

とにかくお姉さんが言っていた通り、とってもフレッシュ!でした笑

季節によって、きっと味や香りが変わってくると思うので、他の季節にでも来て、また違った味を楽しみたい、そう思う味でもありました。

クロモジ茶で驚きの発見をしていると、お次は主役のカレーが登場してきました!わーい。

上:フレッシュなクロモジ茶 下:丹沢ロイヤルカレー

見るからに美味しそうではありませんか!

肉と野菜がごろっと入っていて、特に肉はすごく柔らかくてすぐに溶けてなくなる!

ルーもコクがありながらも、くどさもなく、丁度いい辛さでさっぱりしていて食べやすく、あっという間に平らげてしまっておりました!

この「丹沢ロイヤルカレー」、なぜロイヤルかと言うと、今の天皇陛下が丹沢を訪れた際に、丹沢山山頂の「みやま山荘」で振る舞ったカレーと実は同じレシピで作られたカレーだからなんだとか!

この味は贅沢、まさにロイヤル!スプーンと食器もなんか豪華な感じですよね!

同じ丹沢山系で丹沢最高峰の「蛭ヶ岳(ひるがたけ)」にある山荘で食べられるカレー(通称:ひるカレー)とはまた違った味わいで…

結論、僕はどちらも大好きです!

特に激しい運動や登山をした後のカレーは美味しいですよね!

「ヤビツ峠レストハウス」へお立ち寄りの際は、ぜひこちらの2つのメニューを楽しんでみてください!



【さいごに】おまけ・蓑毛バス停近くのカフェもおすすめ!

いかがでしたでしょう?

登山帰りのカレーでガッツリいった後はデザート??

実は、本記事の冒頭で出た大山登山口の一つ、バス停「蓑毛」付近には、秦野の名水を使って抽出したドリップコーヒーと、美味しいケーキが食べられるカフェがあるのです!

 「デザートは別腹だよー」という方にはおすすめです!

そのカフェは、今回紹介した「ヤビツ峠レストハウス」からさらに下山して、蓑毛バス停まで下れば、あと少し!

バス停からほんの少し坂を登ったところにひっそりとあるのが、「山くじらコーヒー」という変わった名前のカフェです。

次のバスまで時間があれば、ゆったりとそこでくつろげますね!

地図はこちら↓です。

ロイヤルカレーを食べてからヤビツ峠を出発し、無事に下山をしたところで、甘いものが欲しくなり立ち寄ったカフェです。

ベイクドチーズケーキガトーショコラケーキのどちらかで迷いましたが、この時は後者を選択。

コーヒーとセットでお値段は¥700でした。

ガトーショコラは濃厚で甘すぎない絶妙な味!次回はチーズケーキを!

以上、最後までありがとうございました!

お次は・・・

長野県の百名山にある「おしゃれ山カフェ」をご紹介しますのでお楽しみに!



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