【登山初心者向き】首都圏からもアクセス良好な神奈川県にある大山へ

teizan5_oyama 【低山ハイク】

こんにちは!

わったせいです。

まず、この記事は・・・

首都圏からサクッと行ける山を探してます!

・初級者なのでちょっと楽して登りたいです!

・山の近くにおしゃれなカフェを開拓したいです!

そんな方に読んで欲しいと思います。

神奈川県の伊勢原市にある「大山(標高1,252m)」という山は、古くから雨降り信仰として「雨降り→阿夫利(あふり)」神社が祀られており、多くの登山者に人気の山です。

首都圏からのアクセスも良好で、途中まではケーブルカーを使って登ることも出来ます。さらに、周辺には雰囲気の良いカフェなどがあるのも良いところです。

今回は、この「大山」までのお手軽コースや魅力をお伝えしていきたいと思います!



【はじめに】大山(神奈川県)の登山口までのアクセスは?

大山登山口までのアクセスは大きく3つあります。

ケーブルカー駅(「大山ケーブル駅」→「阿夫利神社駅」)

ヤビツ峠

蓑毛バス停から少し坂を上ったところ

上の他にもあるかもしれませんが、今回僕が使った登山口は「蓑毛(みのげ)」バス停です。

今回は、初心者向けの記事として、ケーブルカーを使ったコースを紹介したいと思います!

それではどうぞ!

【ケーブルカー】-駅までのアクセス-

大山の山頂までは自力で歩かなければなりませんが、途中にある「阿夫利神社下社」まではケーブルカーで行くことができます!
※駅名は「阿夫利神社駅」ですが、阿夫利神社本社はさらに上の山頂(1,252m地点)にあります。

ケーブルカーの乗り場については下の地図の通りです!

「大山ケーブル駅」より少し下ったところは参道の跡となっており、食事処や旅館、駐車場が集まっております。

ケーブル駅までは、バスでのアクセスも可能です!

小田急小田原急行線「伊勢原駅」の北口4番乗り場より「大山ケーブル」行きバスが出ておりまして、所要時間は約30分、運賃は¥320です。

バス停から参道を7分程度歩けば、ケーブル駅に到着です。

バス詳細情報は神奈川中央交通社のサイトにて時刻表などがご覧頂けますので参考にしてみてください!



【ケーブルカー】-駅までのアクセス②-

「大山ケーブル駅」に到着したら、いよいよケーブルカーに乗車して阿夫利神社下社(「阿夫利神社駅」)を目指します!

ケーブルカーの料金・所要時間は以下の通り(通常期)です。

【料金】

大人1名:片道¥640、往復¥1,120 ※大人は中学生以上

小児1名:片道¥320、往復¥560 ※小児は小学生以上中学生未満

ちなみに、GWや紅葉時期(11月の休日)などの繁忙期は料金が変わりますので、詳しくは「大山ケーブルカー」のホームページをチェック!

【停車駅】

「大山ケーブル駅(山麓)」→「大山寺駅(中間)」→「阿夫利神社駅(山上)」

山麓から山上までは大体6分程度要します。

また、中間の停車駅「大山寺」は秋の紅葉シーズンに行くのがおすすめらしいです!一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【山上駅】阿夫利神社下社の眺望はどんな感じ?

ケーブルカーの終点「阿夫利神社駅」は、同神社の下社であり、標高としては約700mですが、

天気が良ければそこからは伊勢原市内をはじめ「江ノ島」や「三浦半島」「房総半島」まで一望することができます!

山頂でなくても十分な景色を楽しめます。

また、立派な鳥居もありますので必見です!

天下泰平、国土安穏

鳥居をくぐると、面白くて可愛らしいモニュメントもあります。

下には干支の動物たち(親子)が取り囲んでいる!

今年2022年の干支、寅も親子で最前線にいました笑

可愛らしい像ですね!

ケーブルカーの山上駅はとにかく広く、立派な建造物もいくつかありました。

秋の紅葉シーズン夜間にはライトアップがされるようで、山頂に登らずともここまでで十分楽しめるのが魅力です!

どの建造物も煌びやかです。

ここまで来たからには、山頂まで行きたい!という気持ちも出てくるかと思いますので、つづいては山頂までの登山の様子山頂の眺望を写真多めで提供します!



【いざ山頂へ】急登キツいが途中に面白いものがいっぱい!

本社のある山頂までは、まず下の写真のような階段を上っていくのですが、これが結構キツイ!!

写真奥からでも段差の急な階段であることがお分かりいただけるでしょうか?

初っ端の急な階段をゆっくりと昇っていくと、少し傾斜は緩やかになり広い登山道が目の前に現れます。

そこには「夫婦杉」という樹齢500-600年の大木がお出迎えしてくれます。

2本に枝分かれて仲良く並んでいるように見えますね。

以降はほとんどずっと、下のような階段状の登山道をひたすら歩いていくのです。。

整備はされているものの、結構キツい道です。

それでも途中、ユニークな物が色々と見られますので、景観の無い樹林帯でも飽きずに頑張って歩けます。

その1つ、小さな石碑が建てられているのですが「大山口登山道〇〇丁目」と書かれており、

上に行くほど○○の数字が大きくなっていくので、何丁目まであるか数えながら歩くと、疲労を感じにくくなると思います!

12丁目。いったいあとどれくらいあるのでしょうか?

また、「ぼたん岩」という奇形の岩も各所に現れてくるので、飽きずに山歩きができますね!

14丁目から「ぼたん岩」(写真下?)が出現します。

こんな「ぼたん岩」もありましたよ!

どのようにして、こんな形になるのでしょう?

さらに進んでいくと、これもまた面白い「天狗の鼻突き岩」という奇形岩が見られます。

ぽっかり空いた穴は、天狗が岩を突いてできたのだとか笑

引き続きキツい道を上っていくと、霜柱が出てきます。

この時は4月上旬でしたが、山頂に近づくにつれ、雪がまだ残っておりました!

道の傍には陽光で光る霜柱が!

上の写真の道をクリアすると「富士見台」という富士山絶景スポットがあるのですが、この時は雲に隠れておりました。

富士山は写真中央にあるのですが、肝心な山頂が雲隠れ。。

少し残念でしたが、ここまでくれば山頂まではあと少しです!



【大山山頂登頂】山頂からの眺望は?

富士見台を過ぎると、雪の量はいよいよ増してきます!

上に行くほど雪の量が増えてくる。

しかし、歩いた感じでは登山道は凍結していなかったので、この日用意していた「チェーンスパイク」の出番は最後までありませんでした。

よかった、よかった!

緩やかな坂道を上っていくと、ついに鳥居が見えてきます。

ここまで来れば、山頂まではあと少し!

鳥居をくぐっていけば、ついに山頂に到着です。

下社(ケーブルカーの阿夫利神社駅)から本社(山頂)までは約1時間少し掛かりました。

山頂からの眺望と様子は以下の通りです!

眼前に広がる街の様子。夜は夜景でキレイだろうなぁ。
少し離れたところから思わずもう一枚。

山頂は広いのですが、標識付近は工事中で少し手狭でした。

大山山頂(1,251.7m)踏破!!

山頂標識からの眺望は少しもったいなかったですが、仕方ありません。

工事の方、お勤めご苦労様です!

右側の木が邪魔な気がする。。

以上、山頂までの様子でした!

ケーブル山麓駅まで自家用車でお越しの方は、来た道を下社まで戻りケーブルカーで下山となりますが、

交通機関でお越しの方でまだ体力に余裕があれば、「ヤビツ峠」に立ち寄るルートも楽しめます!

つづいては、大山からの下山でヤビツ峠方面の登山道を歩き、ヤビツ峠でお昼休憩というルートを紹介します。

ケーブルカーでお帰りの方はここまでとなります!

下社や山麓駅近くの参道にある、食事処やお土産屋さんで楽しんでから帰ると良いと思います。



【下山開始】ヤビツ峠、蓑毛に食事処やカフェはある?

前述の通り、大山山頂からは下社まで下ってそこでケーブルカーに乗り下山するパターンと、ヤビツ峠まで歩いて下山するもう1つのパターンもあります。

2.1kmと、下社までより少し距離はあります。
登りの時見えなかった富士山が、下山時に顔出してくれた!

今回、ヤビツ峠では「ヤビツ峠レストハウス」というカフェレストランに立ち寄ってランチをしましたが、

そこで食べたカレーと「クロモジ茶」というお茶が美味しかったのを覚えております!

ヤビツ峠レストハウス到着!新しく綺麗なお店。

また、ヤビツ峠からさらに下山し、「蓑毛」バス停付近でもおしゃれなカフェで美味しいケーキとコーヒーを堪能しました!



【さいごに】大山は普段山に登らない人も楽しめます!

いかがでしたでしょうか?

今回は山登りを始めたばかりの初心者向けの山として、「大山」登山の魅力を紹介しましたが、ケーブルカー終点の阿夫利神社下社からの眺望も良く、

山麓駅付近の参道にもたくさんお店があるので、普段山登りをしない方も楽しめる山だと思います。

春はミツマタ、秋は紅葉ですね!

これから秋の紅葉シーズンが始まりますので、友人や家族を誘って大山まで紅葉狩りに行くのも良いですね!

ちなみに、僕が今回歩いたルートは「蓑毛」を出発し、

ヤビツ峠方面との分岐で右方向に進み、途中「蓑毛越」を経由し、阿夫利神社「下社」方面へと向かって山頂を目指すものでした。

詳しい山行記録については、YAMAPでもご覧頂けますので、DOMOを押して頂けますと励みになります!

大山参詣(阿夫利神社) / わたるさんの大山(神奈川)春岳山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

以上、最後までありがとうございました!



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