【初級者用】関東の低山でも冬は積雪や凍結に注意?〇〇で転倒防止!

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こんにちは、わったせいです!

前回の記事関東で人気の百名山「丹沢山」に行ってきました!でもありましたが、冬季期間の登山では、標高の低い山であっても雪が積もっていることがあります。

つまり、いくら整備された登山道であっても、積雪によって凍結している箇所もありますので、通常の装備では滑って転倒したり、最悪の場合、滑落して大きな事故に繋がってしまうリスクもあるのです。

そこで今回は、冬登山で活躍し、足元をしっかりと守ってくれる「アレ」についてご紹介したいと思います!

【はじめに】関東(丹沢エリア)の積雪期はいつ頃?※2022年の場合

まずは、あまり積雪の多くないイメージの関東地方の山について、とりわけ多くの登山者で賑わう、神奈川県北西部に位置する「丹沢エリア」の積雪時期はいつなのか?を知っておいた方が良いでしょう。

結論から言いますと、毎年1-3月頃が積雪期となります。

都心など平地であれば、この期間中に2-3回でも雪が積もれば多い方かな?という程度ですが、丹沢では遅くても2月頃には、登山道も雪で覆われるような状態となります。※僕自身の体験に基づく見解です。

今年2022年1月末、「塔ノ岳」に登った時の様子がこちらとなります。

1月末時点の登山道の様子。道の脇は明らかに雪が積もっております。

この日、平地と同じ勢いで、さらに、スニーカーで登りに行った自分を叱ってあげたいですね。。

登山道は、よく注意して歩いていれば滑らないような状態でしたが、標高が1,200mくらいまで来ると明らかに雪が積もっていることが分かります。

そして、約1ヶ月半後(3月中旬)の「丹沢山」日帰りチャレンジでは、塔ノ岳の山頂以降は完全に雪が積もっておりました。

その時の写真がこちらです。

この日は快晴でしたが、目の前の道が真っ白な道となっております。

登山道の脇もよく積もっていて、普段雪を見慣れていない僕からしたら、驚きの景色でした!

登山道から外れた場所の様子。どれくらいか分かりませんでしたが、深く積もっている感じ。。

この日は標高が1,000mに満たない樹林帯では雪が積もっている様子は全く無かったのですが、塔ノ岳の山頂付近から少しずつ積雪箇所が見られました。

ただし、この日は3月にしては平年より気温が暖かい日でしたので、塔ノ岳までは通常装備でもギリギリ登れたのではないか、というコンディションでした。

このように、天候などのコンディションによる違いはあれども、1-3月頃の丹沢エリアへの登山では、冬山の装備が必須となることが分かって頂けたのではないでしょうか?

万が一のリスクに備えて、12月から準備しておいた方が安心ですね!

それでは次に、積雪期の丹沢エリア登山で必要となる装備について紹介していきますね。

【冬季低山での必須アイテム】チェーンスパイクとは?お値段は?

前項では、人気の丹沢エリアでの登山における積雪期について解説しましたが、本項では、いよいよ冬山登山でのマストアイテム「チェーンスパイク」について紹介します。

チェーンスパイクは「軽アイゼン」とも言い、凍結した道路を歩行する時に滑り止めとして靴に装着する道具のことです。

こちらは、冬の低山登山や夏の雪渓歩き向けですが、他にも、本格的な雪山登山などのシチュエーションに応じたさまざまな種類のアイゼンがあります。

実際に使用したものはmont-bellのチェーンスパイク(下の写真)ですが、ゴム?みたいに伸びて、登山靴の上から履くように装着できるので、初めての場合も簡単に使用できます。

装着は簡単で、雪道も安心♪

こちらのmont-bell製チェーンスパイクは、収納用の小さな入れ物も付いていたので、さほど大きな荷物にならないのは嬉しいですね。

これでお値段は¥5,830(税込)でした(2022/8/17時点)。

チェーンスパイク概要(mont-bell)

価格についての感覚は人それぞれだと思いますが、転倒事故を起こして病院に行くリスクは大幅に軽減できるので、僕自身はそこまで高くは無いかなぁと思っております。

いやいや、それでもちょっと高くない?

と感じる方は、ネットで検索すれば、他にもお手頃価格のものが出てきますので、納得のいくものを探してみましょう!



【さいごに】低山でも冬登山の装備は抜かりなく!

いかがでしたでしょうか?

今回は、冬の低山歩き向けのマストアイテムである「チェーンスパイク(軽アイゼン)」についてご紹介しました。

今回のポイントは、

・積雪量が少ないエリアの標高が低い山でも冬季期間(特に1-3月頃)は積雪する

・万が一の積雪や転倒事故に備えた道具(チェーンスパイク)の準備が重要

この2点です。

因みに僕が丹沢山に登った時(3月中旬)は、およそ7-8割の登山者がチェーンスパイクを装着しておりました。

すれ違いの時に、僕の目の前で軽く転倒した方がいましたが、その方はチェーンスパイクを装着しておりませんでした。。

その他にも、転倒はしていなかったものの、滑らないよう不安そうに恐る恐る歩いていた方も見かけました。。

チェーンスパイクは小さな入れ物に収納できますし、それほど重い荷物にもならない(1kgにも満たないです)ので、冬季期間中は常にリュックに忍ばせておいた方が、安心感がかなり増します。

特に、冬の登山が初めてで不安な方にとっては尚更でしょう!

標高が低いから」「関東は雪滅多に降らないから」といって、数千円〜五千円の出費をケチって転倒事故を起こさない為にも、チェーンスパイクの準備を検討してみてはどうでしょうか?

本記事が皆さんにとって、安全で楽しい登山のお役に立てれば幸いです。

以上、ありがとうございました!

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