こんにちは!わったせいです。
プロフィールでも少し触れた内容となりますが、本記事では、
僕が山登りに打ち込むようになったエピソード
について、もう少し詳しく書いていこうと思います。
登山をはじめたきっかけは2つ
登山を始めたきっかけは大きく2つありまして、僕より一足先に登山を始めた両親の影響がまず1つ、そして2022年正月に家族で下田旅行に行った時にふと思ったこと(詳細は後編で)が2つめです。
今回は、1つめの「両親の影響」について書いていきたいと思います。
きっかけ①両親の影響
僕の両親は2016年頃より山登りを始めていて、
それはちょうど僕が大学を卒業して社会人として働きはじめた時でした。
有難いことに、大学の学費含めてこれまでの教育費はすべて両親に払ってもらっておりました。
僕は高校と大学は私立、大学時代は都内(八王子)に一人暮らしをしており、
家賃等の生活費も殆ど両親が出してくれていたので、本当に感謝です。
おそらく、登山はもっと早くから始めたいと思っていたのかもしれませんが、僕が大学を卒業する頃には、
生活に少し余裕が出てきたのもあり、新しい趣味として山登りを始めたのだと思います。
大学卒業後はUターン就職をし、社会人1年目は地元の静岡県で両親と実家暮らしをしておりました。
その為、ほぼ毎週末どこかしらの山を目指して朝早くから出かけていく両親を送り出し(実際には休日はいつも昼くらいまで寝ておりました笑)、愛猫と仲良くお留守番をしておりました。
僕自身、当時他にやる事や趣味は無かったのですが、両親から何度か登山に誘われても、あまり行く気にはなりませんでした。
社会人1年目の事件
社会人生活が約半年間続いた、秋頃のことでした。
僕はUターン就職をして実家暮らしをしていたと先ほど述べましたが、地元ではそこそこ有名な金融機関に勤めておりました。
しかし、職場での特殊なルールや仕事内容、人間関係のストレスに耐えられず、
心因性ストレス反応(適応障害のようなもの)
とお医者さんから診断され、一定期間休職することになってしまいました。
これまでの人生でそのようなことは経験したことも無かったので、休職期間中は両親や職場の方にも色々と迷惑をかけました。
しかしある日、両親から
「次の週末、山登りに行かない?」
と誘われました。
「これで誘われたの何度目だろう?」
と思いつつも、休職期間中にやることも特に何も無く、それに、
「このような状況に陥ったのは、ストレス発散できるような趣味を持っていなかったことも関係あるだろう」
と思っていたので、渋々ですが、誘いに乗り家族で初の山登りに行くことにしました。
初めての登山-竜ヶ岳-
この頃の僕にとって、登山に対するイメージはあまり良くありませんでした。
何より朝は早く起きなきゃならないし、疲れて汗だくになるし、土で靴や足元も汚れるから嫌だな、・・・と。
このような考え方だったので、もちろん登山靴等の装備なんて何も持っておらず、
しかも季節は初冬だったことから、スニーカーでも行けるような標高が低い山に行くこととなりました。
初めての登山は、山梨百名山の1つで、本栖湖付近にそびえ立つ、
「竜ヶ岳(りゅうがたけ)」
という山でした。
季節は12月だし標高が高くなるにつれて気温が低くなる、というのは聞いたことがあったけど、登山口に着いた時点ですでに寒い…
こっから上はさらに寒いのか…。
それでも、比較的緩やかな登りの登山道を進むと次第に体温も上がり、汗もかいてきた…
スニーカーでも歩きやすいので、霜柱のある所は避けつつ登りはスイスイ!
大学に入ってからは全然運動をしていなかったけど、
こんなに簡単に登れる山もあるのか!
というのが正直な感想でした。
初心者でも登りやすい山で、当時まだ23歳だったというのもありますが、ヘトヘトに疲れた、という記憶はありません。
山頂で見た景色
比較的余裕もある中、そろそろ登りに飽きそうになったタイミングで、竜ヶ岳の山頂へ。
数時間かけてたどり着いたその先には、想像もしていなかった絶景が。
広〜い芝生の山頂からは遮るものは何も無く、青い空の中に富士山が真っ正面に堂々と立ちはだかっていたのでした!
ただただ、その景色に圧倒され、今までの疲れを一瞬だけ忘れる程に感動したのを、今でも覚えております。
気づけばiPhoneで何枚も、色んな角度から写真を撮っていました笑
この時、両親が登山にハマった理由が少しだけ分かったような気がしました。
~前半おわり~
後編へつづく
『登山にハマったきっかけ②正月の下田旅行で、改めて思ったこと・・・』
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