【初級者用】登山を始める前に最低限用意しておきたい3つのモノは?

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  「早速、今週末からどこかの山へ登りに行きたい!」

 というそこのアナタ!!

 週末登山部に入部希望を出してくれるのは大変嬉しいのですが、きちんと山へ登る準備と心構えは出来ておりますか?

 本記事では、タイトルの通り、本格的に登山をはじめる前に最低限用意しておくべき必要なもの3つと、やっておきたい+αの準備について、紹介したいと思います。

 今すぐにでも登山を始めたい方や、既に山登りは何度か行っているから大丈夫だよ!という方にも是非目を通して欲しい内容となっておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 



【はじめに】登山における「3種の神器」とは?

 ところで皆さんは、登山における「3種の神器」についてご存知でしょうか?

 ①登山靴

 ②雨具

 ③リュック

 です。以上が、登山をはじめる前に最低でも揃えておきたいグッズになります!

 それでは、順番に見ていきましょう!

3種の神器 ①登山靴

 「高尾山とかの低山だったら、スニーカーで十分じゃないの?」

 「登山靴って、結構高いんじゃないの?最低でも数万円はしそう…」

 そういう声が聞こえて来そうですが、結論、

 低山であればスニーカーでも無事に登山はできます。実際に僕も最初の何回はスニーカーで登山に行ってました。

 しかし、スニーカーから登山靴に変えてからは、やっぱり登山靴にして良かったなと思ってますし、「大は小を兼ねる」という言葉もあります通り、安全の為にはやっぱり登山靴は欠かせないのです。

 登山靴の1番の特徴は、なんといっても「ソール(靴底)が厚い」ことでしょう。

 今年2回目の登山では、神奈川県の塔ノ岳という山にスニーカーで行きました。下山時のルートでは思ったより階段の段差があり、膝への衝撃や負担が大きく、登りの時よりも疲れた記憶があります。

 登山靴を購入してから2回ほど、同じ下山ルートを歩いておりますが、登山靴はソールが厚い分、膝へのショックを吸収してくれる感じで、足の疲れや痛みは以前ほど感じなくなりました。

 登山慣れしたから、ということもあるでしょうが、登山道では思わぬところに危険な箇所も存在します。危険箇所が多い山や歩く行程時間が長い場合は、登山靴はもはや必須アイテムです。

 ハイキング気分で行けるようなところでは(最低でも)「スニーカー」、行き帰りで5時間超かかる山や岩場などの難所があるようなところでは「登山靴」、といった感じで場面によって使い分けることも良いでしょう。

 また、登山靴の価格帯については、僕が以前イメージしていたのは数万円(30,000-40,000円)でした。

 アニメ「ヤマノススメ」の主人公の1人、あおいちゃんも登山靴の購入に4諭吉ほどかかることにショックを覚えるシーンがありました笑

 ちなみに僕が初めて購入した登山靴は、アウトレット品ということもありましたが、15,000円ほどと、思っていたより安かったです。

 ひとくちに登山靴といっても、雪山で使うようなものや、低山から中級クラスの高山(標高2,500mくらい)まで幅広く使えるものなど、用途やシーンに応じて、たくさんの種類があるのです。

 特にmont-bell(モンベル)さんは、価格帯やデザインなど本当にたくさんのラインナップを取り揃えておりますので、興味のある方は一度店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 また、店舗のスタッフさんは、登山靴の選び方について親身にアドバイスをくれるので、これから山登りをはじめようと思っている方にはすごくおすすめですよ。

3種の神器 ②雨具

 3種の神器2つめは、「雨具」です。

 山の天気は街中と違い常に変わりやすく、特に6-7月頃は数日先の天気予報もコロコロと変わってしまいます。。。

 直前の予報が良好でも、山登りの途中で強風や大雨に見舞われることも何回かあります。そのような事態に備えるべく、せめてカッパなどの雨具はきちんと用意しておきましょう!

 標高が高くなるほど気温は低くなるので、梅雨や夏の季節であっても雨にやられると水が体内に浸透し、体温が奪われてしまう恐れがあります。

 低体温症リスクから身を守るべく、防水・撥水加工のされているパーカーなどを持ち物に加えましょう。

 例えば、mont-bell(モンベル)の「ドライテック」という素材は、外部(雨や川の水など)からの防水および撥水機能はもちろん、内部(発汗の蒸れ)の水分も逃してくれる、最強の素材です!

 防水・撥水・保温の機能を兼ね備えた「ドライテック」が使われているパーカーやパンツを着用すれば、雨の中の登山でも安心ですね!

 また、今ではトレッキングで使える超軽量(UL)の折りたたみ傘もあるようで、街中でも使用でき非常におすすめです。

 登山中にビニール傘は邪魔になってしまいますし、まず持ち歩いている登山者はいませんが、折りたたみ傘であれば、リュックに忍ばせておけば良いし、おまけに軽いですから良いですね!

3種の神器 ③リュック

 3種の神器、いよいよ最後の3つめは、リュックになります!

 登山用リュックといっても色々とサイズがあるのですが、ハイキング気分で行ける山や、日帰り登山であれば30Lも要らないでしょう。

 しかし、行程の長い日帰り登山山小屋泊での登山となれば、必要なものも多くなりますので、せめて30L40Lのサイズは欲しいですね!

 わったせいは、登山を始めてからまだ一度も山小屋に泊まったことはないのですが、行き帰りで7時間超の日帰り登山をすることが多いので、そろそろ大きいサイズのリュックが欲しいと思っております。

 例え日帰りであっても、下山後の温泉で使うアメニティグッズ(バスタオルやフェイスタオルなど)や着替えの下着や服を入れると結構な荷物量となってしまいます。

 また、忘れてはならない大事なアイテム、飲み物や行動食は、思ったよりも必要になりますので、これも登山靴と同様、「大は小を兼ねる」で、少し大きめのリュックを買っておいた方が安心でしょう。

 30Lか40Lリュックは、最近入ったボーナスで、最寄りのmont-bellで買いに行こうと思います!笑 



【最後に】+αの準備として必要なもの

 いかがでしたでしょうか。

 最初に挑戦する山にもよりますが、最低でも3種の神器は、登山へ行く前に用意しておくと困らないでしょう。

 最後に、+αの準備として「これもあった方が良いよ!」というものをいくつかピックアップしてみました。

ヘッドライト:万が一道迷いや遭難をしてしまい、下山が遅くなってしまった時にあると良いです。

ファーストエイド:万が一、登山中に怪我をした場合にあると便利です。

熊よけグッズ:登山者が多いところはそれほど心配ありませんが、せめて鈴はあると安心でしょう。

モバイルバッテリー:特に冬山では気温が低いので、スマホバッテリーの消耗が早いです。

チェーンスパイク:夏の雪渓歩きや冬の低山で活躍します!豪雪地帯の山ではアイゼンやスノーシューがマストアイテムとなります。

登山保険:頻繁に登山をするようであれば、保険には入っておいた方が良いでしょう。

カイロ:冬登山はもちろん、標高の高い山へ行くときや悪天候時にあると安心・便利です。

 他にも、あった方が良いアイテムはありますが、何よりも大事なこととしては、登山前に家族や知人へ行き先を連絡しておくことや、登山届を提出することがあります。

 登山はやるメリットが多く、楽しい娯楽でもありますが、命の危険と隣り合わせのアクテビティでもあります。

 万が一のことにしっかりと備えた準備と対策も頭の片隅に入れて、楽しい登山ライフを過ごしましょう!

以上、ありがとうございました!



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