こんにちは。
わったせいです!
前回の記事『登山にハマったきっかけ①山梨百名山・竜ヶ岳から望む雄大な富士山!』に続いて、いよいよ後編に移りたいと思います!
それでは、どうぞ!
転職、そして一人暮らし再び
はじめての登山(竜ヶ岳)から約3ヶ月後のこと。
僕は第2の人生を歩み始めました。
わずか1年で金融機関を退職し、メーカーの営業職へと転身したのです。
新卒1年目で、かつ、休職期間中の転職活動という、どちらかというと不利な状況下でしたが、
良いご縁に恵まれ、何とか新しい環境に身を置くことができました。
この転職により勤め先は東京都内となったので、2017年4月より人生2度目の一人暮らしを神奈川県でスタートさせました。
空白の数年間
神奈川県で一人暮らしを始めてから、およそ3年経った頃。
新しい会社での仕事にも慣れ、色々と難しい仕事も任されるようになりました。
この頃はもう、家族含め登山に誘ってくれる人も近くにいなかったので、
特に何処かの山に行くでもなく、最後に登山をしてから「空白の数年間」が続いておりました。
空白期間中、家族LINEでたまに、両親が「どこどこの山に行った〜」と写真と一緒に報告してきましたが、
まだ本格的に登山を始めたい、という気持ちにはなっておりませんでした。
お金かかるし、疲れるし。。
ただ、この当時も趣味と呼べるものが無かったので、
週末は家でのんびりするか、たまに友達と飲みに出かける
くらいのことしかしていなかったのです。
今考えると、すごくもったいない…。
数年ぶりの帰省
こうして、ただ無気力(?)な休日の過ごし方をずっと続けていた中、
2020年初め、新型コロナウイルスのパンデミックによる緊急事態宣言により、
わったせいのインドア生活はますます進行していきました。
この頃から体型も太ってきて、健康診断も史上最悪の結果が出てしまい、
何とかして現状を変えたい!
と思っておりました。
まずは自宅最寄りのジムに通い、週に数回は運動するようにしよう、と。
コロナ禍を過ごして約2年後、ワクチンの接種も進み、ようやく静岡の実家へ帰ることができました。
家族全員が揃ったのはこれで数年ぶり。
もっと長い間会えていなかったような感じでしたが、
全員変わりなく元気そうで良かった、というのが最初の気持ちでした。
家族で下田旅行
2022年はここ何年かではあり得ないくらい日の巡りが悪く、1月4日から仕事初めという、いつもより短い冬休みでした。
だいたい、三ヶ日の後は土日がくっついて、1月6日くらいから仕事初め、というイメージだったので。。
そんな束の間のお休みに、家族全員で下田へ旅行に行くことになりました。
静岡県に約20年間住んでおりましたが、下田に行ったことが無かったのでものすごく楽しみでした。
旅行中、数々の神秘的な自然の産物に圧倒され、仕事や日々のストレスを一瞬だけ忘れさせてくれました。
特に「竜宮窟」と呼ばれる、ジオスポットには感動しました。
カップルが沢山訪れる理由が分かります笑

こうして楽しい時間はあっという間に過ぎ、
旅館から静岡県最南端の海と夕日を眺めていた時にふと、あることを思ったのです。
20代最後に何を残す?
下田で綺麗な夕日を見て、思ったこと。
それは・・・
「今年は20代最後の年だけど、これまで何かに打ち込んだことはあるだろうか?」
「このまま只々普通に生活して、30、40、50歳になっていくのだろうか?」

とりあえず、これまでの約10年間を振り返ってみました。
それなりに学業や仕事を頑張ってきて、確かに人並みには生活できるようにはなったけど、
結婚して家族を持っているわけでもないし、これといった特技や趣味もない。
平日は普通に仕事をして、休日は家でダラダラ過ごしてまた憂鬱な月曜を迎える…。
このままだと一生何か物足りなさを感じる人生となるのが目に見えている。。
何かしたいなぁと思いつつ、これまで楽器(ピアノやドラム)やスポーツ(フットサル)も始めた時期があったけど、どれも結局飽きて途中で止めてしまった。
「さて、どうしたものか…」
その時、目の前にいた両親を見て、ハッとなりました。
「そうだ、これまで家族と登山に数回行ったっけ。」
「山じゃなくても、普段行くことのできない、自分の行ってみたい場所に行ってみよう。」
「車の免許も持っているし、独身だからお金も自由に使える。プチ旅行から始めてみよう!」
この旅行で、下田や伊豆の雄大な自然に癒されたばかりでもあったので、
まずは週末は家から遠くへ出かけてみることにしよう!と。
あと、本格的にダイエットも始めたタイミングだったので、とりあえずそれ目的でやってみるあまりガチではない登山も悪くはないかも。と。
こうして、わったせいはアウトドアに興味を持ち始めたのでした。
登山にハマりかけたエピソード(番外編)はこちら↓
『登山にハマったきっかけ③鍋割山荘で食べた鍋焼きうどんは思い出の味』
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