【日帰り登山可】首都圏で人気の百名山「丹沢山」に行ってきました!

hyakumeizan2_tanzawasan 【日本三百名山】

皆さん、こんにちは!

わったせいです。

初めての百名山「筑波山」に行ってから翌週の3月12日(土)に、神奈川県にある百名山「丹沢山」へ日帰りで行ってきました。

今回の山行で、日本百名山は2座目となります!

これで早くも百名山2座目となりましたが、結論!

日帰りでの丹沢山は体力的に少々キツかったです。。

「丹沢山」は神奈川県唯一の百名山で、登山者にも人気のある山です。

景色や自然をゆっくり楽しみたいのであれば、丹沢山は1泊2日の山行を強くおすすめします!

また、この時は3月中旬でしたが、丹沢山付近の道は積雪が見られたので、しっかりとした装備を事前に用意することをおすすめします。詳細は、下の関連記事もご覧ください!

【登山装備・初級者向け】冬の低山でも凍結注意!?〇〇で足元をガッチリ守ろう!

それでは、丹沢山の日帰り記録をご覧ください!



【はじめに】 丹沢山登山で心がけるべきことは?

まずは、丹沢山の基本情報から!

丹沢山」は神奈川県にある日本百名山で、都心からのアクセスも良い人気な山のひとつです!

標高は1,567mと、それほど高くないように思いますが、筑波山のようにロープウェイやケーブルカーが無いということと、代表的な登山口である「大倉(標高:290m)」との標高差を考えると、1,000m超の標高を自力で登っていく必要があります。

これは、険しい北アルプスや富士山五合目から登るのに匹敵する標高差ですので、油断は禁物です!

必ず事前に、最低限必要な服装や装備をして臨みましょう!

必要な装備や行動食については下記の記事でもご紹介しております!参考にしてみてください!

・最低限必要な装備に関しての記事↓

【初心者必見!】登山をはじめる前に最低限用意しておきたいもの3選+α

・用意しておきたい行動食に関しての記事↓

【コスパ◎】コンビニで500円以下で買えるおすすめ登山行動食5選!

つづいて、大倉までのアクセスについてご紹介します。

【アクセス】 登山口・大倉までは電車とバスで行けます!

大倉バス停と周辺地図については以下の通りです。大倉までは電車とバスを利用すればアクセスできます。

公共交通機関でのアクセス方法については以下の通りです!

(都内=新宿方面から)

①小田急線・小田原方面行き電車に乗車し「渋沢駅」にて下車

②渋沢駅「北口」の2番バス乗り場「大倉行き」のバス(神奈川中央交通)に乗車し、終点「大倉」下車

渋沢駅から大倉まではバスで15分くらい(運賃は¥210)で着きますが、週末は早朝から大勢の登山客でバスがあっという間に埋まります。

渋沢駅からは15分程度に1便のペースでバスは出ているのですが、長い山行となるので余裕を持った行動を心がけましょう!

都心からの交通アクセスが良好な百名山については、以下の記事でもまとめておりますので、是非ご覧ください♪
【日帰り】電車やバス利用で、2-3時間でアクセス可能な百名山3選

【コースルート】 大倉から丹沢山までの道のりは?

YAMAPによると、大倉から丹沢山までの往復コースルートおよび所要時間は以下の通りです。

【コースルート】「大倉尾根(通称: バカ尾根)」と「丹沢主脈線」を通るルートです

大倉→丹沢山・・・「大倉尾根」を登って塔ノ岳に登頂後、「丹沢主脈線」を登り「丹沢山」へ

丹沢山→大倉・・・「丹沢山」から「丹沢主脈線」を塔ノ岳方面へ進み、「大倉尾根」で大倉まで下山

【所要時間】往復で約10時間を要します

行き:大倉→塔ノ岳(4時間4分)→丹沢山(1時間21分)の合計5時間25分

帰り:丹沢山→塔ノ岳(1時間21分)→大倉(3時間19分)の合計4時間40分

累計の獲得標高は途中のアップダウンもあるためか、1,731mです!

この日は、大倉から塔ノ岳を経由し、丹沢山へ登頂後に塔ノ岳から鍋割山に寄り道をしたので、かなりのロングコースとなりました。

詳細はYAMAPの活動日記をご覧頂けると嬉しいです。また、DOMOを贈って頂けると励みになります!

日本百名山2座目・丹沢山(神奈川県) / わたるさんの小丸塔ノ岳(神奈川県)丹沢山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

今回紹介する山行記録は、大倉から丹沢山までとさせていただきます!

それでは、写真で山歩きに行ってみましょう!

【写真で山歩き①】 初めての「バカ尾根」!

大倉のバス停に到着すると、いよいよ登山開始です。

さっきまで沢山の人でバスの車内が混み合っておりましたが、降りるとすぐに山を目指して各々がバラバラに散って行きます。

ぼんやりしていると本当にすぐに静かになってしまうのですが、焦る気持ちを抑えて、もう一度ルート確認や準備運動をしっかりと行いましょう!

バスを降りてすぐの、上り坂に入る手前に標識があるので、「大倉尾根 塔ノ岳」の方向へ進みましょう!

目指すは「大倉尾根 塔ノ岳」!(右方向)

大倉からは少し距離はありますが、「鍋割山」の登山口へもアクセス可能です!

しばらく民家のある舗装路を登っていくと、登山口の看板が出てきます。

低山だからと言って侮らず、心して登りましょう!

この時期(3月)は吸血のヤマビルはいないので安心ですが、これから長い長い坂が続いていきます。。

これが「バカ尾根」と呼ばれる、延々と(バカみたいに)続く急登です!

下から見上げると、登り道が延々と続いている。。

道自体はよく整備されてはいるんですが、終わりの見えない上り坂と登山客(挑戦者たち)の姿が奥の奥の方まで点々と見えるのでした笑

前回(1月末)は下山で通ったバカ尾根ですが、今回は初めての登りでのトライ!

気合いを入れて、ズンズン進んでいきます。

2手に分かれている木道

先ほどのような急登もあれば、比較的緩やかな登りもあり、途中2つの木道が出てくるのが、丹沢登山の特徴の1つです。

このようなアップダウンを繰り返していくと、「堀山の家」という山小屋に到着します。

この時はまだ朝8時でしたので、小屋はまだ準備中でしたが、休憩用の近くのテーブルには、すでに結構な人だかりができておりました。

さすがは関東人気のエリア。

そこからは、前回見ることができなかった富士山の景色が!

今日は山頂からの景色に期待できそう!

前回塔ノ岳の山頂ではガス(霧)で全く景観を楽しめませんでしたが、今日はくっきりと富士山が見えそうな予感!

休憩はinゼリーを飲み込んですぐに、出発しました。

しかし・・・・・・

バカ尾根の洗礼。。

あれ?時間逆戻りした??

と思いたくなるような上り坂。。。さっき登り切ったばかりじゃん!!

これがバカ尾根か、、思わずバカ野郎!と言いたくなりましたよ。

山頂の景色を楽しみにしながら、それだけをモチベーションに黙々と登って行きます。

すると、樹林帯から抜けてきて、だんだんと景色も変わっていくようになっていきます。

登りの途中で後ろを振り返ると、感動するような景色が。

近くの山々と市街を展望できるほどの高さまで来ました。

この辺りでは前後左右で遮る木々が無くなって、写真スポットが増えてきます!

富士山もさっきより近くに!

山頂に着くまで天気持ってくれそう!

ここからまた2つの木道が出現してきます。下の写真のような景色は、空中散歩をしている気分で好きな景色の1つです!

奥には塔ノ岳の山頂と小屋(?)が見えてきます。

ここまで来れば、塔ノ岳まではあともう少しか?というところです。

しかし、3月の丹沢はまだ積雪期ということで、山頂付近はちょうど雪解けで足元があまりよろしくありません。。

急に雪が出てきた時は少し驚きました。。

スニーカーはもちろんお勧めしません!

基本装備は登山靴で、そしてできればチェーンスパイクを用意しておいた方が安心でしょう。

この日は晴れていて気温も5月並みでしたので、凍結で滑るような心配はあまりありませんでしたが、樹林帯の時より慎重に歩を進めて行きます。

そして、、

山頂標識の石(塔ノ岳 1,490.9m)

肝心の富士山は見えるのか!?

前回のリベンジ成功!

もう最高の景色でした。言葉は要りません。

是非、前回のガスガス眺望と比べてみてもらいたいくらいです笑

参考までに、ヤビツ峠から塔ノ岳頂上へ登った時の山行記事も載せておきますね!

【表尾根】初めてのソロ丹沢は、ヤビツ峠から塔ノ岳を目指しました!

山頂の眺望リベンジを果たした感動に浸る間も無く、お次は百名山の「丹沢山」へ向かいます!

【写真で山歩き②】 チェーンスパイクで丹沢山へ!

塔ノ岳の頂上では素晴らしい景色が見れて嬉しかったのですが、ところどころに雪がまだ積もっていたので、もう3月だししかもこの時は暖かったのに不思議な気分でした。

塔ノ岳から丹沢山へは「丹沢主脈線」という登山道を通っていくルートのみとなります。ここも分かりやすい標識がありますので、それに従い進んでいきましょう!

このあとも左手に富士山を眺めながら歩くことになります。

塔ノ岳を出発すると、初っ端からなんと下り。。せっかく登ったのに、また登り返さないといけないのかぁ。

さらに、登山靴だけではもう限界がある程、登山道に積もっている雪が多くなってきました。

ここで已む無く購入したばかりのチェーンスパイクを装着することに。

【初級者用】関東の低山でも冬は積雪や凍結に注意?〇〇で転倒防止!

チェーンスパイク装着。やはり安定感抜群!

簡単に着脱できるチェーンスパイクなので、思ったよりそこまで手間取らなかったのと、やはり安心感と足元の安定感は違いますね!

おそらく、十分に気を付けていれば登山靴だけでも行けたとは思いますが、途中に滑って転倒していた方も居たので、準備しておいて本当に良かったです。

登山道から外れたエリアには、まだまだこんなに雪が積もっていてびっくりです。

もう3月だというのに、雪!しかもここは神奈川県!

初っ端の下り道は雪が多く、滑りやすい箇所が多く時間を掛けて歩いて行きました。

下りが一服すると、いよいよ解放された稜線歩きが楽しめます。

この稜線歩きが丹沢エリアで一番好きかもです。

この稜線歩き、空は真っ青で山容もくっきりと写り、足元には真っ白い雪がまだ残っている。

また来年のこの時期に来たいな、と思わせてくれる時間でした。

また、稜線歩きの途中でも富士山の絶景スポットがありました。

丹沢山付近から見える富士山と左下に写っている箒杉沢

「堀山の家」「塔ノ岳山頂」とはまた少し違った角度での富士山と周りの風景が魅了してくれました。

また、丹沢山までの登り返しの途中で振り返った時の景色も良かったです。

塔ノ岳方面を振り返る図

塔ノ岳を出発して、1時間くらいでしょうか?「丹沢山」山頂に到着です。

途中に休憩できるスペースも数カ所ありましたが、塔ノ岳まで登ってしまえば、バカ尾根の急登より急な登りはそれほど出てきませんでした。

丹沢山山頂の様子はこちらです。

山頂標識(丹沢山 1,567.1m)と奥の富士山

これにて、日本百名山2座目の丹沢山踏破です!

神奈川県で一番標高が高い蛭ヶ岳に日帰りで登山しました!-始動編-

山頂は広くて「みやま山荘」という山小屋もあります。

塔ノ岳より少し高い丹沢山ですが、雪の量は塔ノ岳山頂よりもかなり多く残っておりました。



【さいごに】稜線歩き最高!ただ、ペース配分が今後の課題・・・

いかがでしたでしょうか?

今回は、大倉〜丹沢山(塔ノ岳経由)のコースを紹介しましたが、実はこのあと塔ノ岳に戻り、別の山(鍋割山)にも立ち寄って、初めてのロングコースに挑戦しました。

日帰りで丹沢山に挑戦は不可能ではありませんが、、

大倉から丹沢山までの標準タイムは5時間25分ですが、3時間10分ほどで到着できました!!

特に最初の大倉尾根で塔ノ岳まで登るペースが早すぎて、標準タイムの半分しか掛からなかったのですが、前半に飛ばし過ぎたせいで、終盤はかなりヘトヘトになってしまいました。。

登山中のバテは怪我を誘発するリスクが増えるので、しっかりとしたペース配分が重要であることを思い知らされました。。

以下、今回の丹沢山山行のポイントです!

・丹沢山は、早朝出発で時間に余裕を持った計画であれば、日帰りでも楽しめる山です。

・しかし、もしもの時の為にヘッドライトは準備しておきましょう!

大倉尾根の登りは体力を消耗するので、無理せずゆっくりと登りましょう。

1-3月は積雪期の為、チェーンスパイクがあった方が安心です(丹沢山まで行く場合は必須!)。

塔ノ岳から丹沢山までの稜線歩きは眺めも最高で、気持ちの良い空中散歩を楽しめます!

・天気が良ければ、山小屋から見る夜景日の入・日の出が最高だと思うので、日帰りが心配な方は山小屋泊がお勧めです!

皆さんの今後の登山活動に役立てれば幸いです、最後までありがとうございました!

【おまけ】 その他の写真(丹沢山登頂後)

ここからは、丹沢山から塔ノ岳に戻って鍋割山へ立ち寄り、下山するまでの写真を並べて行きます!

雪解けで下山時は道がべちゃべちゃ。。
丹沢山から塔ノ岳山頂まで少しのところではこんなに雪が。。
市街を展望できる良い天気でした。
猛々しい山の姿ですね!
鍋割山(標高1,272.5m)にも到着。
最後は下界のお花がお出迎え、ヘトヘトな僕を癒してくれました笑
帰りの大倉バス停の行列。やはり人気の山ですな。

以上です、ありがとうございました!



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