みなさん、こんにちは!
わったせいです。
いつものように山に関することではなく、今回は「海」に関することを書きたいと思います!
今回の記事は・・・
・海に行きたいけど何しよう・・・
・マリンスポーツには興味あるけど、俺(私)泳げないんだよね。。
そんな方にぜひ読んでもらいたいです!
普段は山ばかりに行っている僕が、今回海について書くことになったきっかけは、職場の上司とのある日の会話でした。。
上司「お盆休み、どっか行ったの?」
僕「北アルプスの山を登りに行きました。最近、山登りにハマっているんです。」
上司「へぇ〜。山ってどうもあんまり惹かれないんだよなぁ。知り合いでも登山後の温泉が好きでハマったっていう人いるけど。」
僕「はぁ・・・。」
上司「山っていうよりはどちらかというと海の方が良いなぁ。」
僕「・・・・。」
分かったよ、んじゃ海のスポーツも楽しんでやる!
そう思い(笑)、また、元々サーフィンをいつかやってみたいという願望もあったので、体験会などについて色々調べてみるものの、、
やはり、一人で行くのはちょっと。。。
そんな中、ちょうど少し前に入会したアウトドアサークルから「9/3 幕張稲毛でSUP体験」のイベント開催通知が入ってきたのです!
「サーフィンではないけど、面白そうだしやってみたい!」
そう思い、迷わず参加ボタンをポチったのでした!
【はじめに】そもそも「SUP」ってなに?
まずは、そもそも「SUP」ってなんなんだ?というところからですが、
「SUP」= 「Stand Up Paddleboard」(ボードの立ち漕ぎ)の略で、
「サップ」と読みます。
サーフボードのようなものに乗って、パドルで水を掻いて海上を前後左右自在に進んでいくアクティビティです!
ディズニーシーで「ヴェネツィアン・ゴンドラ」というアトラクションがあるのですが、アレを漕ぐキャストさんの気持ちになれます!
不安定な海の上でやるので、バランス感覚や体幹が求められるという印象でした。
海のアクティビティも楽しんでやる!と気合いを入れてみたものの、そもそも僕は水泳とか苦手だったので、少々不安でした。。
主催者曰く「全身濡れても良い格好でやるともっと楽しめます!」とのことだったので、
サンダルや水着も何とか前日までに揃えましたが、ドボンしたくないなぁと思いつつ、
そんなこんなで体験当日の朝を迎えたのでした。。続く、、、
【体験当日①】まずはボードに座って漕ぐ!
9月3日、土曜日。いよいよSUP体験当日です!
朝9:00に浜に集合ということで、20分くらい早く目的地に到着したのですが、場所は「稲毛ヨットハーバー」でした。
海に溺れないように祈りながら施設前を撮影。
稲毛ヨットハーバーはこちら。
こちらの施設では、温水シャワーや更衣室が設置されておりますので、もしずぶ濡れになっても平気ですね(白目)。
また、施設入り口前には、足に付いた砂や砂利を落とすための洗い場もあるので便利です!
早速、更衣室で水着に着替えサンダルを履いて浜に出ると、天気はちょうど良く風も少し吹いている程度でした。
この日は、主催者(兼インストラクター)の方と僕を含め6名の体験者が集まりました。
軽く準備運動をして、ボードとパドルの準備が終わったところで、2チーム(1チーム3名)に分かれて順番に体験していく、という流れでした!
僕は最初に体験するチームとなりましたので、ウキウキと不安で感情が入り混じっておりました。。
まずは、浜でボードの乗り方やパドリングの仕方のレクチャーを受けます。
いきなり立ち漕ぎをするのではなく、「まずは正座座りや膝立ちで漕いで、慣れたら立って漕ぐ」という流れでした。
座り漕ぎの様子がこちら笑
僕が受けた指導内容としては、以下の通りです。
【安全に関すること】
・ライフジャケットの着用(キツさは調節できるが、お腹をキツく締め過ぎないくらいに調節する)
・利き足にヒモを着用(ボードと足をつなぐもので、水中に落ちた時に溺れないようにするもの)
【ボードへの乗り方(座り方)】
①パドルをボードに対して垂直に置きながら四つん這いになってそっと乗る
②膝の位置が、ボードの取手と同位置になるように正座座りする(取手は真ん中くらいにある)
※意外と安定しているため、水中に落ちる不安はありませんでした!
【パドルの持ち方】
・上の手がパドルの真ん中〜少し上に、下の手がパドルの先っぽ(膨らんでいるところ)より少し上に来るようにして握る
・どちらの手も親指が上に来るようにして(goodサイン👍)握る
※言葉では分かりづらいのですが、上の写真では手を握る位置は全体的にもう少し下でも良いイメージです。
【パドルの漕ぎ方】
・前に進む時は、前から差して後ろに掻く ※この時腕の力だけでなく上半身も同じように動くと良い
・Uターンなどの方向転換する時は、逆に後ろから前へパドルを掻く
・(風の影響もあるが)左右それぞれ数回ずつ同じ力で掻けば真っ直ぐ進める
※この日は少しだけ風が吹いていたので、若干どちらかに流されるような感じでした。
以上、最初の座り漕ぎで受けたレクチャーでした!
カヌーや小舟を漕いだことのある人なら、すぐに慣れそうなものですが、全くの初心者でも少しすれば自力で方向転換ができるようになると思います!!
1周目は座り漕ぎ・膝立ち漕ぎに慣れたところで休憩に入りましたが、2周目で立ち漕ぎできるか!?
続く、、、
【体験当日②】 立ち漕ぎできるか!?
約20-30分の休憩が終わって、2回目のボード漕ぎに挑戦となりました!
いよいよ立ち漕ぎの練習ということで、まずはボードの上に少しでも立てるか!というところからスタートです。
【ボードの立ち方】
・まずは前述の【ボードへの乗り方(座り方)】と同じくボード上に座る
・パドルをボードに対して垂直に置き、重心をやや前に傾ける
・左足、右足の順にゆっくりと足を抜く ※左利きの場合は逆
・両足裏を完全にボードの上に着ける(この時のポーズは「ウン○ングスタイル」!)
・ゆーっくりと立ち上がる
この時、生まれたての子鹿のように足がプルプルとしておりましたが、なんとか立つことができました!
座っていた時は、本当に安定していて溺れる要素はなかったのですが、立つとやっぱり急にボードがグラついて、この時初めて少しだけ恐怖を感じました。
最初は「3秒間だけ立ちましょう!→はい、座りましょう!」を何回か繰り返したのですが、面白いことにだんだんと立つことに慣れてきて、この後はずっと立ちっぱなしで漕いで帰ってくることができました!
それでも、立ち始めた時はやはり自分のことで精一杯だったので、周りの景色を楽しみながら優雅に漕ぐことはできませんでした。。
立った時は座った時とまた違ったパドルの握り方・漕ぎ方となるので備忘録も兼ねて紹介します!
【パドルの握り方(立ち漕ぎ時)】
・上の手はパドルの端っこを上から完全に握る(手がげんこつになるように)
・下の手はパドルの真ん中よりやや上で問題なし
ちょうど下の写真のような握り方ですね!ちょい肩に力が入っております笑
つづいてパドルの漕ぎ方についてですが、座り漕ぎの時よりも手と水面からの距離が離れてしまっているので、パドルを深く水中に差せず早く進めません。
そこで、
①パドルを前から差す時に前傾姿勢になり、
②膝を少ししゃがませながら掻く
③パドルを後ろに掻くのと同時に上体を起こして直立
そうすることで、前に進むスピードが劇的に変わりますよ!
写真で説明すると下のようになります!
前傾姿勢になり少ししゃがむ!
そして、
しゃがみながら掻いて、
パドルを後ろに移す時は、
ここまで来れば、浜までスピードアップして戻れます!
思ったよりも簡単で、立ち漕ぎにも少し慣れてきたかなというところで2周目が終わりました。
【さいごに】SUPは全くの初心者でも楽しめます!
残念ながらこの日は、次第に風も少し強くなり、安全を考慮し2周目で終わりとなりました。
しかし、当初思っていたよりも簡単なアクティビティで何より久しぶりの海を存分に楽しむことができ、非常に満足でした!
今回、SUPを初めて体験した感想として、、、
・全くの初心者でもインストラクターが一緒であれば、小一時間で立ち漕ぎまでできるようになるのが一番の魅力だと思いました!
・もちろん、自分の行きたい方向へ漕げるようになれば座り漕ぎや膝立ち漕ぎだけでも十分楽しめると思います!
・また、天候(特に風)や安全装備、遊ぶエリアについてきちんと注意してインストラクターと近くにいれば事故も起きにくいアクティビティかと思います。
今回の体験は、海岸までの交通費+体験料¥2,000でした。※ボードとパドルのレンタル込み
体験料の相場としては大体¥5,000くらいだそうなので、相場より安く体験ができました!
ちなみに、SUP用のボードはゴム製のもので大体3-5万円程度かかるそうで、高いものだと約10万円はするそうです!!
僕が今回使わせてもらった青いものはゴム製のものらしいので、高くても5万円くらいだと思います。
今回体験の終わりに、主催者の方が、神奈川の逗子の方でも開催するかもしれない、とのことでしたので、また体験会に行きたいと思いました!!
SUPはシーズン的に夏から10月頃まではできるそうなので、興味のある方はぜひ一度体験会に行ってみてはいかがでしょうか?
以上、最後までありがとうございました。