【人生初】夜景とムササビ目当てに、高尾山でナイトハイクしました!

moon_light_takaosan 【低山ハイク】

皆さん、こんにちは!

わったせいです。

今回の記事はいつもの登山と少し趣向を変えて

・いつもと違うタイプの登山をしてみたい!

・野生動物と触れあえるような山、近くにない?

・あまり人混みは好きじゃないから、たまには静かに歩きたい。

そんなことを考えている方に、おすすめの野外活動をお伝えします!

そう、タイトルにあります通り、山で「ナイトハイク」して、綺麗な「夜景」を見て「野生動物」にも会っちゃおう!

そして、実際に行ってみた!

そういう記事です。笑

可愛らしい野生動物に出会うためのヒントも紹介してますので、気軽に楽しく読んでもらえたら嬉しいです。

それでは、よろしくお願います!



【はじめに】そもそも高尾山にムササビっているの?

今回、人生初のナイトハイク先として訪れたのは・・・

そう、みんな大好き「高尾山」です!
【高尾山】世界一登山客数の多い(?)人気の温泉施設に行きました!

東京にある山に、野生動物なんているの!?」とお思いの方、

いるんです!!

しかも、ムササビ!え、ムササビ?

お恥ずかしながら、高尾山にムササビがいることを知ったのは今年(2022年)に入ってからでした笑

登山にハマると、それにまつわる「アニメ漫画が無いものか?」と探していた時期があったのですが、そこで見つけた僕のお気に入りのアニメの1つが、

ヤマノススメ

です!

このアニメの「女子高生の主人公2人が高尾山に行く回」を観てムササビの存在を知ることとなったのです笑

ヤマノススメは漫画が原作で「主人公の女子高生2人が山友と一緒に色々な山を登る」という、至ってシンプルなストーリーです。

しかし、漫画・アニメで出てくる山や付近の場所はかなりリアルに再現されているので、これから色んな山を知りたい・登りたいという方にとっては、おすすめの教材(?)です!

確か、そろそろ新しいシーズン(第4期?)が始まるのではなかったでしょうか!?

少し脱線してしまいまいしたが、登山口として多くの人が利用する京王「高尾山口駅」を出てスグのセブンイレブンでも、高尾山ならではのグッズが!

ムササビのマグネットが売られておりました。可愛い。

ムササビさんの人気ぶりが伺えました!

お次は、ナイトハイク前にしておきたい準備について紹介していきます!

【準備編】ナイトハイクに必要なものは?-高尾山の場合-

さて、続いてはナイトハイクに必要なものを下にまとめました。

ヘッドライト (必須!!)

・登山における3種の神器(登山靴リュック雨具)
【初級者用】登山を始める前に最低限用意しておきたい3つのモノは?

・行動食
【コスパ◎】コンビニで500円以下で買えるおすすめ登山行動食5選

・タオル、飲み物、お金、スマホなどなど・・・

当たり前ですが、ナイトハイクは暗い夜道を歩くわけですから、ヘッドライトはマストアイテムです!

また、標高も低くハイキング気分で行ける高尾山とはいえ、「3種の神器」もきちんと揃えておきたいですね。夜の登山は、昼と比べて視界が悪く、転倒や怪我のリスクが高まりますから!

そして、高尾山でナイトハイクをする場合は、ムササビと出会うための準備も大切です!笑

今年3月に高尾山エリアを縦走した時に見つけた、ムササビの看板の写真を見返したり、実際の鳴き声をYouTube等で視聴して予習したり・・・

高尾山の一号路の途中には、こんな看板が設置してあります。
【20km超】茶屋が点在する都内人気の高尾エリアを縦走しました!

高尾山の一号路に設置されている案内板です。

特に、”夜の森で「甘えるような不思議な声」が聞こえたらムササビと出会うチャンスです”・・・・

こんなの分かるかぁーーー!

一度聞きましょう、YouTubeで。百聞は一見に如かず、です!

お次は、実際にナイトハイクをした時のコースや様子について紹介していきます!

【ルート編】ナイトハイクで実際に歩いたルートは?

はい、続きまして今度は、実際にどのようなルートを歩いたかについてお伝えします!

高尾山までのルートは本当にバリュエーションが豊富なので、色んなルートを試すのも、普段と違った景色や新たな発見が出来て良いですね!

実際のルートは、下のYAMAPアプリの地図をご覧ください!

高尾山ナイトハイク(ムササビ見れました) / わたるさんの稲荷山(東京都)高尾山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

まず行きは、京王高尾山口駅をスタートし「稲荷山」を経由して高尾山山頂を目指すルート(『稲荷山コース』)でした。

こちらは、今回初めて歩くコースだったのですが、思っていたより急登で、特に山頂手前にある最後の階段が少ししんどかったです・・・

山頂手前の坂がすごく急なのは、登山あるあるですよね!

そして、山頂で綺麗な夜景を見たり、少し食事休憩をした後に、1号路でムササビを出合えるのを楽しみに下山する、といったそんな行程でした。

果たして、綺麗な夜景とムササビは見ることができたのか!?

下に続く!!

【稲荷山コース編】夜道の急登を無事にクリアできるか!?

さていよいよ、お次はナイトハイクの実際の様子を写真と共にお届けします!

まずは、稲荷山を目指す登山口前の様子です。

この時の時間はPM5:30頃でした。

まだ日没までは時間があるので、少し明るいですね。

しかし、もうだんだんと秋らしくなってきて、この日は心地よい風が吹いておりました。

天気も良さそうだし、幸先の良いスタートですね!

稲荷山コースの登山口

スタートして歩いた感じは、やはり登山客数が多い山だけあって、道はきちんと整備されておりました。

ただし、思ったより少し険しい?というか岩がゴロゴロ転がっている道なので、登山靴がやはり安心ですね。

同じような登り道を5分-10分くらい歩いたところで,「お稲荷さん」と、ちょっとした休憩スペースが出てきました。

お稲荷さんに「今日も安全登山!」を祈ります。

以降もひたすら樹林帯をひたすら登っていくのですが、ここまではずっと比較的緩やかなので、焦らず落ち着いて歩けば問題ありません

この時はまだまだPM6:00前。ヘッドライトもまだ大丈夫かなぁといったところ。

それから約30分?が経過し、もう日没の時間でしょうか?

沈む太陽?の様子を撮ることができました!

この時はもうだいぶ暗くなってきたので、ついにヘッドライトの出番です!

実際はもっと真っ赤でした。

この辺りでは、心なしか少しずつ傾斜が急になり出したような気がして、思ったよりもきついコースだと感じ始めておりました。

この先は丘になっていて、見晴らしが良かったです!

ナイトハイク開始から、ちょうど1時間くらい経過したでしょうか。

綺麗な夜景と沈む太陽のセットを見ることができました!

この時の様子はコチラ!

木が邪魔ですが、これぞナイトハイクの絶景!

直立では、木が少し邪魔でしたが、設置されていた*ベンチに登って見てみると、それはもう綺麗な夜景でした!

*ベンチに登るのは危険なので、良い子はマネしないでね💦

ベンチに立って撮影した夜景。

おそらく、方角的には神奈川県の相模原市内あたりなのかなぁと思います!
違ってたら教えてください!

こちらで数分間休憩を挟んでから、再度、高尾山頂目指して進んでいきます!

再スタートしてからは、また序盤の樹林帯歩きに戻りましたので、景色は特にありませんでした。

そもそも周りはもう真っ暗で、ヘッドライトなしでは道が分からない、といった状況でした。

スマホの電灯では正直厳しいかなぁというレベルでしたね。

樹林帯歩きをおよそ30分ほど終えたところで、いよいよ山頂まであと300mの標識が出てきました!

あと少し!

そう思った瞬間、目の前には驚きと呆れるばかりの光景が・・・

か、階段!!

出ました、登山あるあるの「山頂手前はなぜかもれなく急登!」

この300mは長く感じましたね、はい。

ただし、出来たばかり?と思うような綺麗で整備された階段なので、設置してくれた方への感謝も忘れずに、黙々と最後の難関を越えていきます!

そしてようやく・・・

高尾山山頂の標識です。

山頂に登頂〜〜!!

ナイトハイク開始後、およそ1時間半の道のりでした。

稲荷山コースでは、高尾山山頂までは少し早足で約1時間半で到着することができます。

山頂からの夜景はこのような感じでした!

木が微妙に邪魔なんですよねぇ。

この日が十五夜だったからか、山頂には思ったよりも人が多くいました。

30分程度、食事休憩などをして、いよいよ下山です!

さぁ、ムササビに出合えるのか!?

つづく!

【ムササビ編】上を見上げるとそこには・・・・??

高尾山ナイトハイクも、いよいよ大詰め!

闇夜に舞うムササビに会うことはできたのか!?

結論から申し上げますと・・・・

ムササビ見れました!!!!

しかし、カメラに収めることはできず、また飛んでいるところも見ることはできませんでした・・・。

次回リベンジしたいと思います!

こちらの看板は先ほども紹介しましたが、やはりムササビは看板が設置されている一帯のエリアに生息しているようです!

この看板付近で注意深く周りを観察してみてください!

看板付近の木々をよく見てみると、木の上の方にはムササビの「巣穴」が見つけることができると思います!

ムササビは夜行性なので、昼に出てくることは滅多に無いのと、昼間歩いていて、意識して木の上を見ることなんてあまり無いかと思います。

そこで、高尾山ナイトハイクの際は、

・(足元注意しながら)とにかく静かに上を見る!

1号路の下山ルート途中に出てくるムササビ案内板を見つける

・案内板の周りを注意深く観察、じっとして耳を澄ませる *鳴き声の予習が大事!

・木の上の方に大きな穴(ムササビの巣穴)が近くにないか探してみる

以上、4点を心がけましょう!

実際に僕が、ムササビを見つけたのは彼らの「巣穴」が無いか探している時でした。

木の上の方ばかりをライトで照らしてましたが、巣穴らしいものは見当たらず。。

その途中に、小さく光る2つの点を僕は見逃しませんでした!!

ムササビと目が合ったんですよ!!

僕は思わず声が出そうでしたが、「ハッ」と抑え、静かにその「ゆっくりと動くモノ」を凝視しておりました。

ケーブル線?電線?のような線の上をノソノソと音を立てず這うようにして進んでいるのを確かに見たんです笑

多分、いや絶対大きさ的にもムササビだろう!

そう思いました。

残念ながらその線の先には木の枝がたくさんあり、そちらの方へ隠れて行ってしまいましたので、飛ぶ姿を見ることはできなかったのですが、わずかながらにムササビが動く姿をみることができたのです!

いつかはムササビが飛ぶ姿も目の前で見てみたいですし、写真にもその姿を撮りたいですね。

面白い非日常体験でした!



【さいごに】高尾山ナイトハイクは夜景もムササビも最高でした!

いかがでしたでしょうか?

今回は、いつもの登山とは雰囲気の異なる夜の登山「ナイトハイク」について紹介しました。

興味はあるけど、ナイトハイクは初めてだし怖いよ!

なんて方は、まずはお友達と一緒に夜の高尾山へ行ってみてはどうでしょうか?

登山道も整備されてますし、他の登山者もたくさんいるので、安心して楽しむことができます!

また、この時に見たお月様と都心の夜景のコラボレーション、そして一瞬だったけどムササビに出会えたこと、夜の静かで涼しい道を歩けること、などなど

「ナイトハイク」の魅力をたくさん感じることができると思いますので、皆さんもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

高尾山にナイトハイクした後は、近くの温泉でまったり休んでいきましょう!お酒も飲めますよ〜♪
【高尾山】世界一登山客数の多い(?)人気の温泉施設に行きました!

さいごに、今回の高尾山ナイトハイクで撮影した写真を一挙共有したいと思います!

どうぞ。

①雰囲気のある社殿

②下山途中で見えた夜景

ここでも木が邪魔してくれました笑

③夜の天狗さん

マッチョ!パワー!!

④風鈴(何の音か分かるまで少し怖かった・・・)

ものすごい数の風鈴。少し遠くからも音が聞こえました。

⑤ケーブルカー駅近くでの夜景と月

月もすごく綺麗でした♪
月と謎の像

以上、最後までありがとうございました!

皆さんにとって、今後の登山計画のお役に立てれば嬉しいです。



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