こんにちは!
わったせいです。
今年(2022年)1月22日(土曜)に行ってきた「大野山(神奈川県)」という低山をご紹介していきたいと思います。
この大野山は、記念すべき初ソロ登山で、とにかく楽しみのワクワクと不安のドキドキが入り混じった状態で登山口に向かったのを覚えております。笑
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それでは、まずはじめに登山口までのアクセスからまいりましょう!
【はじめに】大野山の登山口までのアクセス
大野山の登山口は、JR御殿場線の「谷峨駅」(“やが”と読みます)となります。
登山あるあるですが、登山口最寄り駅が無人駅のケースは多々あります。実は、この「谷峨駅」も無人駅です。
東京方面から公共交通機関を使って、大野山に一度は登山に来たことのある方は分かって頂けると思いますが、谷峨駅までのアクセス方法は「一癖」ありますので、ご注意。
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ルート紹介
大野山登山で実際に歩いたルートは以下の通りとなります。
詳細は「YAMAP」でも見られますので、DOMOを押して頂けると励みになります!
大野山(谷峨駅〜大野山〜山北駅) / わたるさんの大野山(神奈川県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
まず、大野山の標高は722.8mで、スタート地点の「谷峨駅」から「大野山」山頂までは、標準タイムで約2時間です。
山頂は広く、トイレやベンチなどもありますので、ゆっくりと休憩ができます。
山頂で食事休憩などを取ったら、下山して「山北駅」まで進みます。山頂から山北駅までは、約2時間と少しが標準タイムです。
谷峨駅から大野山を登って、山北駅まで下りるまでは、ゆっくり歩いても5時間程度で行けますので、登山初心者にはおすすめの山です。
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少しきつい登りもありますが、それは序盤のみで、途中から富士山がよく見えたり、至る所に面白いものがたくさんありますので、飽きずに山歩きを楽しむことができます。
つづいては、写真と共にコース詳細を紹介していきます!
【写真で山歩き①】 谷峨駅から吊り橋、きつい坂登り
まず「谷峨駅」を出発して少し住宅エリアを歩くと、吊り橋が目の前に出てきます。
「嵐橋」と呼ばれるこの吊り橋は、注意喚起の看板にある通り、一度に渡れる人数は10人までと、吊り橋の中では割としっかりしているものなのではないでしょうか。(あくまで個人意見)
しかし、実際に渡ってみると意外に揺れますので、「本当に10人いける!?」と内心思いながら渡ったのを覚えております笑
この最初の難関を越えると、しばらく舗装道路の坂道が続きますが、思ったよりも坂の傾斜がキツかったのを覚えております(ごめんなさい、写真はありません)。
帰りでバテない為に、体力を温存しながらゆっくりと登っていくと、最初の絶景が待っています。
綺麗な冬空に堂々と構える雄大な富士が目の前に現れたではありませんか!
正直、この時点で気持ち的にはもう満足しておりましたが、山頂に登ってこそなので、先を急ぎます。
【写真で山歩き②】 634m地点で見た可愛いウサギと相模湾
引き続き、しばらく舗装道路の坂道を登っていくとようやく登山道らしき道になっていきました。
山道を歩いて行くと、634m地点の標識が。
「あれ、山頂の標高は700mくらいだから、あと100mもないのか!」
最初の舗装された坂道を登り切ってしまえば、あとはもう緩やかな山道となるので、634m地点までは結構あっという間に感じてしまいました。
そして、634m地点の標識はこんな感じでした。
なんとも可愛らしいウサギさんがお出迎えしてくれました!
木彫りのウサギさんの左隣には休憩用のベンチがありましたので、ここで少し休憩することに。
ベンチに腰掛け、ウサギさんが見ている方向と同じ方向を見るとそこには、
なんとも眩しいくらいに輝いている太陽と、その下には太陽の光を反射してこれもまた煌びやかに輝いている相模湾が目の前に広がっていたのでした!
冬の登山は特に早朝が寒いのが嫌なのですが、登り始めてしまえば次第に体も温まり、おまけに澄んだ空に遮る木々もなく広がる絶景を見渡せる、
というご褒美がついてくるので、ここが冬登山の魅力かなと思っております。
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さて、ここまでくればもう山頂はあと少しです!
【写真で山歩き③】 大野山山頂の景色を楽しむ
緩やかな坂を再び登って行くと、山頂らしき丘にたどり着きます。
しばらく日陰の平坦な道を歩いて行くと、トイレと山頂標識、そして休憩できるベンチ等がいくつもありました。広い山頂に到着です。
山頂の標識には、先ほど会ったばかりのウサギさんが、またしてもお出迎えしてくれてました。
ウサギさん、早いなぁ。おともだちのアヒル(?)さんも連れてきてる。笑
おまけにシカ(?)さんもいる。
とにかく、可愛い木彫りの動物さんたちが賑やかにおもてなしをしてくれているようで、ほっこりした気分になりました。
そして、あの富士山も山頂でお出迎えしてくれておりました。
大野山は「関東の富士見100景」のひとつということで、確かにこの日は富士山がくっきりと綺麗に見えておりました。
あと99もあるということですが、いつかすべて行ってみたいと思います!
まだ時間は10時頃でしたので、お昼にはまだ早かったですが、山頂では軽くおやつを食べ少し休憩しました。
これで全行程の半分が終了し、後は下山して山北駅まで向かうのみとなりました。
【写真で山歩き④】 下山してゴールの山北駅へ -注意箇所-
谷峨駅から大野山までの登り、そして大野山から山北駅までの下山は、危険箇所はあまりないのですが、山北駅までの下山ルートでは1-2ヶ所だけ注意するところがありました。
1つは、山頂手前の下山開始してからすぐのところに牧場があるのですが、牛たちが逃げないように、触れると電気が通る柵が設置してあります。
電気柵と登山道との間のスペースが意外と狭い為、うっかりバランスを崩して触れてしまわないよう、注意して歩きましょう。
また、逆方向から登ってくる方もおりますので、登り優先で道を譲る際には、電気柵に触れないよう注意が必要です。
電気柵の実際の写真が残ってなくて本記事では載せられませんが、下山時の最初の注意ポイントでした。
2つめの注意ポイントは、崩壊箇所があることです。下の写真のように、登山中には災害などで崩壊した箇所を何度か目にすることがあります。
たいていの場合は、迂回路や補修通路が設置されておりますので、落ち着いてゆっくりと通行しましょう。
【写真で山歩き⑤】 下山してゴールの山北駅へ -またしても木彫りの歓迎-
危険箇所を過ぎれば、後はもう緩やかな下り道を歩いていくだけです。
途中、またしても面白いものがありますので、飽きずに山歩きを楽しめました。
突然人形が出てきた時は少しギョッとしましたが、さらに下りるとまたしても木彫りの動物たちが出迎えてくれるのでした。
木彫りの猫さんが指差す方向を見ると、奥にチラッとお山が見えるのでした。もう、こんなに遠くまで来てしまったのですね。。
丹沢姉妹の人形が出迎えてくれるあたりから、登山道から舗装道路に変わり、民家も見えてきますので「下界に帰ってきた」という感覚になります。
こうしてしばらく舗装道路を歩いて行くと、ゴールの山北駅に到着します。
以上が、写真でのルートご紹介となります。
つづいては、大野山に来たら立ち寄って欲しいスポットについてご紹介します!
大野山に来たら寄って欲しい場所2選 -カフェと温泉-
大野山登山は、行きの谷峨駅付近にはあまりカフェなどのお食事処や温泉施設は見当たりませんでしたが、今回ゴール地点の山北駅周辺には多くのおすすめスポットがありました。
今回は、実際に立ち寄ったスポットを2つ、軽く紹介させて頂きます。
① 「カフェ・リーフス」
木彫りの猫さんがいたところから、少し山北駅側へ進んで行くと、道路沿いに木造のおしゃれなカフェが見えてきます。
こちらの「カフェ・リーフス」さんでは、お汁粉とブレンドコーヒーのセット(¥900)を頂きました。
ちょうど、お昼に近い時間帯であったのと、ずっと下りで少し体が冷えてきたこともあったので、温かいお汁粉とコーヒーがほっこりと体を温めてくれました。
テラス席もありますので、ゆったりとくつろげます。店主さんもフレンドリーで良い方でした。
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②「さくらの湯」(山北町健康福祉センター)
ゴール地点の山北駅からは、すぐのところにあります温泉施設、「さくらの湯」では、疲れた体を癒せます。
入浴料は2時間で¥400と、比較的ほかの施設よりお得に温泉を堪能できます。
露天風呂もついており、温度は少し熱めですが、おかげで足の痛みは和らぎました。
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【まとめ】大野山は登山初級者におすすめ!
いかがでしたでしょうか?
今回は僕が始めてソロで登山に行った、大野山についてご紹介しました。
結論、大野山は登山初級者にぜひおすすめしたい(特に冬!)ですが、魅力を以下の通りまとめてみました。
・危険箇所はほぼ無く全行程が5時間くらいで行けるので、初級者に優しい
・「関東の富士見100景」に選ばれているので、富士山の景色が素晴らしい
・途中、木彫りの可愛らしい動物たちが出迎えてくれるので、癒されるし飽きずに楽しめる
・山北駅付近にはおしゃれなカフェがいくつもあり、登山後の温泉も楽しめる
みなさんの今後の登山計画の参考となれば幸いです。
最後までありがとうございました!
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